ユリカモメ

Larus ridibundus Linnaeus, 1766

レア度:たまに見られる(春、秋)

形態:全長40㎝、翼開長90㎝程度の小型カモメ類。上面の色はウミネコオオセグロカモメと比べてずっと淡いため、明らかに白くみえる。白いアイリングが目の後方を縁取っていて、デフォルメされた可愛い顔付きにみえる。夏羽は黒い頭巾を被ったようであり、嘴と足が赤黒い。冬羽では頭は白くなり、嘴と足の色はいっそう鮮やかになる。函館湾ではどちらの羽衣も見ることができ、夏羽を見るなら飛去直前の4月下旬~5月上旬がチャンス。

生息域:日本へは冬鳥として飛来するが、函館湾での越冬は稀で、主に4–5月、10–11月頃に渡り途中の個体が目撃される。

生態:「ギー」と鳴く。鳴き声はウミネコのほうが可愛いかも・・・

その他:

2017年5月 山上ウミネコの群れの中に
2018年4月 山上
2017年4月たくさん