ソリハシシギ
Xenus cinereus (Güldenstädt, 1775)
レア度:たまに見られる(春、夏)
形態:全長23㎝程度のシギ類。その名の通り、上方に反った嘴が最大の特徴である。嘴は頭長の2倍程度の長さがある。腹は白く、上面はべったりとした灰褐色である。上段肩羽の軸の黒色が後方まで連続してファスナーのような模様をなしている。足はオレンジ色。オオソリハシシギは体長40㎝程度で、嘴は頭の2倍以上の長さがある。
生息域:春・秋の渡りの時期に函館湾に立ち寄る。キアシシギほどではないが、比較的多く、ほぼ毎年目撃される。春は5月、秋は8月から9月に観察できる。
生態:「ピッピッピッ」「ピリピリピリ」と鳴く。シギ類きっての警戒心の持ち主。シギの群れに本種が混じっていたら、接近は諦めるしかない。
2020年5月 山上
2020年5月 山上
2020年5月 山上かわいい。
2019年8月 山上おそらくjuv,