キアシシギ

Tringa brevipes (Vieillot, 1816)

レア度:いつでも見られる(春、夏)

形態:全長25㎝程度の中型のシギ類。嘴は直線的で、頭長より少し長い。その名の通り足は黄色いが、黄色い足は本種に限った特徴ではない。上面は灰褐色で模様に乏しく、胸と脇腹にはさざ波模様が現れる。幼鳥は全体的に色が淡く、薄くぼかしたような(?)見た目になる。

生息域:春・秋の渡りの時期に函館湾に立ち寄る。函館湾での渡りのシギ探しは基本報われないが、本種だけはどんなときでもいてくれるありがたい存在である。春は5月、秋は8月から9月に毎年まとまった数が観察できる。

生態:「ピュイー」「ピピピピ」と鳴く。

2020年5月 山上
2019年9月 山上juv
2018年5月 山上
2019年9月 山上juv.