イワガニ
Pachygrapsus crassipes Randall, 1840
レア度:いつでも見られる
形態:背甲はやや緑がかった暗緑色の斑模様の個体が多いが、対して色彩変異もよく見られる。また同じく背甲に、細かい横方向のしわが入ることが特徴。歩脚には硬い剛毛が生える。
生息域:北海道南部以南に分布。七重浜では堤防の岩の陰で見かける。
生態:岩についた藻類をついばんで摂餌する様子がよく見られるが、憶病で近づくとすぐに隠れてしまう。
その他:「葛登支紛らわしいカニ三銃士」の一角。他2種に比べれば、背甲のしわが目立つため、識別は容易。ハサミの力が強く、挟まれるととても痛い。
2021年8月28日 りった背景と同化
2021年8月28日 りった背景と同化