皆さんの声を聞く中で、聴覚障がい者の方が、マスク着用時にコンビニなどで店員の問いかけが分からないという問題を知りました。そこで、議員になって最初の一般質問でこの課題を取り上げ、「コミュニケーションシート」を作成することで解決しました。(2023年)
保護者方々から「子どもを遊ばせる公園がない」「ボール遊びができる公園が近所に全くない」という声を多くいただき、一般質問でも訴え、また幾度となくその声を届けました。時間はかかりましたが、土地の寄贈もあり、ボール遊びができる「池田南公園」が2026年4月開園します。
2021年9月の一般質問で、公共施設の男性トイレへのサニタリーボックスの設置を提案。市役所はじめ、市内50カ所の設置が決定しました。
子育て世代の転入が増え、住宅の開発が進む糸島市では、子どもの通学のための横断歩道の申請が遅れ、「子どもが遠回りしなければならず困る」との声が多く寄せられていました。そこで、住宅建設の許可が下りた段階で、それを学校・PTAと共有するルールをつくり、早めに横断歩道の申請など通学路の整備ができるようにしました。
これまで行政区長を通して市にあげられた要望は行政区長が交代すると引き継がれないケースが多くあり、この問題を、一般質問で2度取り上げさせていただきました。その結果、行政区長は、自身の行政区で出されている要望をデータで確認できるシステムの導入が決定。令和8年度には利用ができるようになります。
2025年6月議会で子ども医療費の助成拡大について質問。福岡市が子ども医療費を無料にすることを決める中、糸島市は、補助をしていたものの、小学生が月額上限800円、中学生が月額上限1200円、高校生の補助はありませんでした。その後も要望を続け、2026年4月から、糸島市でも、高校生まで一律上限月額500円(1医療施設)となることが決定しました。
野良猫が増えて、子どもを外で遊ばせることができないとの相談をいただき、これ以上の繁殖を防ぐ手立てはないかと市と協議しましたが、市や保健所では対応できないとのこと。そこで、民間ボランティア団体が行っている公費での去勢・避妊手術を、糸島市も利用できるよう要望し、実現。令和8年6月以降は、県の制度も利用して、地域猫活動を本格的に開始します。
「議会活動に関する調査特別委員会」の委員として、議会運営のICT化を促進。タブレットを導入し、これまですべて紙で運営していた議会をあらため、紙をほぼすべて廃止しました。また郵送で行っていた議会の招集もメールに変更し、業務効率改善にも貢献することができました。