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学生時代の大恩師。先生は戦後日本のクラシック音楽草創期に指揮者・ピアニストとして活躍されました。ベルディ歌劇「椿姫」東京フィル・メノッティ歌劇「アマールと夜の訪問者」(日本初演)など数多くの演奏会・オペラを指揮され、また近衛秀麿指揮モーツァルト歌劇「フィガロの結婚」(日本初演)の際には副指揮者を務められました。先生のお弟子には世界的指揮者でNHK交響楽団名誉指揮者の故・若杉弘氏はじめ数々の現役プロ指揮者・アマチュア指揮者・演奏家がおられます。ピア二ストとしても東京吹奏楽団とのガーシュイン「ラプソディーインブルー」のソリスト。またLPへのコンコーネ等の伴奏録音も残されています。
学生時代、新宿御苑・慶応病院近くのこの民音音楽資料館に足繁く通い、楽譜を借りたり、蓄音機コンサートや自動演奏ピアノコンサートで(ピアノロール)で過去の大ピアニスト・大作曲家の演奏を鑑賞したりと貧乏学生の当時の私には大変有り難い音楽資料館でした。民音(民主音楽協会)は創価学会・池田大作氏が創立。日本の指揮法の大家・斎藤秀雄(小澤征爾の師匠)が民音に提唱し始まった「東京国際音楽コンクール」(通称:民音指揮者コンクール)は世界的な指揮者になる為の登竜門となる日本では珍しい「国際」指揮者コンクール。他に民音現代作曲音楽際も有名。