NAIST STELLA
「共創」が育む主体性の未来

高校生・高専本科生を対象とした
科学技術と探究・研究を学ぶ教育プログラム

令和5年度JST次世代科学技術チャレンジプログラムに採択されています。
https://www.jst.go.jp/cpse/stella

令和5年度 受講生による探究・研究ポスター

スタートアップ合宿から7ヶ月間、受講生がメンターとの共創で成し遂げた成果です!
NAIST STELLAの受講を検討している生徒の皆さん、是非見てみてください!

令和6年度 受講生(二期生)を募集します!

受講申し込み期間 令和6年6月3日(月)~6月28日(金)

主な対象は高等学校1、2年生、高等専門学校本科1、2年生
(中高一貫校の中学3年生も対象です。)

在籍する高等学校・高等専門学校を通じての申し込みとなります


【新着】説明動画
合成音声ナレーション
約3分バージョン

説明動画
メンターは受講生が選ぶ!
40秒バージョン
令和5年度受講生募集時のものです。

説明動画
担当者音声ナレーション
約9分バージョン
令和5年度受講生募集時のものです。

大学のさらにその先に広がる探究・研究の世界を見て、知って、飛び込むことのできる人材育成プログラムです。大学院大学と多彩な連携機関だからこそ可能なカリキュラムと指導体制を提供します。

高等学校・高等専門学校の生徒が対象です。高校生・高等専門学校生を対象としたものとしては、関西で唯一採択された人材育成プログラムです。

キーワードは「共創」です!

育成期間は8月から翌々年3月までの20か月

1年目:「知る」(8月から翌年3月まで)

受講生が見聞を広め、取り組みたい探究テーマを明確にする「場・機会」を多彩な連携機関と共に提供(共創)します。
合わせて、奈良先端大の若手教員や大学院生がメンターを務める「探究 ONE TEAM」を受講生ごとに結成し、受講生が自身の興味・関心を見極め、探求の方向性を定めるお手伝い共創をします。

2年目:「究める」(翌年4月から翌々年3月まで)

受講生が探究を計画・実施し、成果を学会発表や学術論文などとして取りまとめ新たな価値を作り出すまでを、探究 ONE TEAM」として引き続きお手伝い共創します。
探求を進める上で必要性が極めて高いと認められる場合には、夏休み期間を利用しての現地調査や実地学習などの「場・機会」を、連携機関の協力の下で提供共創します。

 連携機関:総合研究大学院大学、国際日本文化研究センター、南都銀行、奈良県、DMG森精機株式会社、米国マイクロソフト、ウーブン・バイ・トヨタ、奈良文化財研究所、国際協力機構(JICA)・関西センター、海外学術交流協定校、奈良県内国公立高等教育・研究機関における連携・協力機関 (順不同)

連携機関との共創

受講生の多様な興味・関心と発想を引き出す「知る場・機会」を共に創ります。
連携機関の研究者・技術者による「特別講義」、連携機関を実際に訪問する「サイトビジット」などは、2年目のラボステイにおいて取り組む「探究テーマ」を、受講生自身が明確にする上で、たいへん役立つと考えています。
また、現地調査や実地学習などの「場・機会」の提供も、連携機関との共創の一つの形と位置づけています。

複数メンターとの共創

役割の異なる複数メンターと主体性あふれる受講生をメンバーとする「探究 ONE TEAM」を受講生ごとに結成し、受講生が自身の興味・関心を見極め、探求の方向性を定めるお手伝いをします。
2年目のラボステイからは、論文投稿・口頭発表等をサポートする「パブリケーション・メンター」も加わり、受講生が主体的に設定したテーマに基づく探究活動を計画・実施し、結果を整理・評価して、学会等での口頭発表、学術論文誌への論文投稿、アントレプレナーコンテストへの応募といった成果としてとりまとめるまでをお手伝いします。受講生が探究を成し遂げられるよう文字通り「究める」を強化します。

なお、人文社会系のテーマも、探究・研究の対象です。

また、一つのテーマに2,3名で取り組むグループ受講」も可能です。ただし、グループメンバーがそれぞれの興味や観点に基づいてサブテーマを設定するなど、ひとりで取り組む受講生と同等の活動・成果が各メンバーに求められます。

リード・メンター(教員メンター)は、受講生の希望に基づき、奈良先端大の多彩な教員の中から配置します。

指導を受けたいリード・メンター(教員メンター)を第3希望まで受講申込書に書くことができます。
リード・メンター(教員メンター)は、物質、バイオ、情報の3分野をカバーしています。詳しくは、

  https://sites.google.com/view/naist-stella/Mentors

を御覧ください。

【注:特定の教員に希望が集中した場合など、第一希望の教員がリード・メンターとならない場合があります。】

次世代科学技術を駆使し問題解決に
主体的に取り組む「有能さ」を備えた人材を育てる!

受講生の多様な興味・関心や高校生・高専生らしい発想に対応するため、次の3つの人材を育成の核とします。
特定分野人材:データサイエンス技術等を駆使し特定分野で活躍する科学技術人材・高度専門人材
グローバル人材:国際的に活躍する科学技術人材・高度専門人材
地域人材:地域課題解決や地方創生等で活躍する科学技術人材・高度専門人材

ただし、これら3つの人材は全く別のものではなく、いわば、育成する人材の主要な要素・側面として、受講生一人ひとりの中に共存するもの、兼ね備えているものと考えます。3つの要素・側面の割合は受講生によって異なり、その割合を受講生自身が見極め、自覚することも、本育成プログラムの大きな目標・達成成果のひとつです。

そして、育てたい人材に共通して求められるのは、「OECD学びの羅針盤2030」で示されている3つの力

新たな価値を創造する力
責任ある行動をとる力
対立やジレンマを克服する力

です。これらは、イノベーションを起こし、実用的、あるいは、科学的な新しい価値を生み出すことで未来を形作り、そこで活躍する力とも言えます。

データサイエンス技術等の次世代科学技術を駆使して問題解決に主体的に取り組む「有能さ」を高め、世界でそして地域で活躍することを目指して、一緒に学んでみませんか。

「主体性の未来」とは、そんな「有能さ」を秘めた高等学校・高等専門学校の生徒の皆さん自身のことであり、皆さんが活躍することで生み出される新しい価値にあふれたこれからの社会の姿です。

皆さんからの応募を待っています!