インタビュー調査の基本と応用を学ぼう
研究成果を裏付ける研究データとして,インタビュー調査を実施する人が多くなっています。対象者の意識を深掘りするために使用したり,実験や質問紙調査で見逃してしまった情報を収集したり, 集団の中で議論がどのように進むのか,その討論過程を追跡するために使用するなど,多様な実践場面が考えられます。いずれの場面においても臨機応変な対応が求められますので,どうすればうまくインタビューができるのか,さまざまなスキルを学ぶ必要があります。
そこで本ワークショップでは,インタビュー調査の手順や方法,対象者の気持ちに寄り添う進め方や本音を聞き出すコツなど,実践に役立つ方法を学びます。ワークショップを通して,調査者(interviewer)と調査対象者(interviewee)の両方の立場を体験しながら,スキルの向上を目指しましょう。あわせて,研究倫理に関する作法や データ収集後の分析方法についても理解を深めましょう。インタビュー調査に興味のある皆様(学部学生〜博士課程在籍者,研究者,教員など)の参加を,心よりお待ちしています。
概要
日 時:2025年8月2日(土) 10:00~17:00
場 所:東京藝術大学音楽学部 5−401
講 師:杉山 祐子先生(弘前大学名誉教授)
形 式:ワークショップと講演
プログラム
(詳細は調整中です。当日変更の可能性があります。)
受付 9:30
午前 10:00〜12:00
・講義1 インタビュー調査の基本
・演習1 「話したくなるインタビュー」を探ろう
午後 13:00〜17:00
・講義2 インタビューのいろいろな方法
・演習2 フォーカス・グループ・インタビューに挑戦
・講義3 まとめ
*受講希望者が多くなった場合、参加の形態を調整する場合がございます。