【特性】
〇糖度が高く、酸味とのバランスが◎
〇果色は濃赤色。濃い赤色になってから収穫すると食味が最良になる。過熟による裂果に注意しながら完熟収穫する。
〇ジューシーで味も濃く、夏の高温期でも味が抜けにくいため、四季を問わず食味のよい早生品種。
〇果重は約35~40g平均。
〇果形は正円~わずかに腰高。
〇初期はシングル主体だが、草勢が強くなる中段以降になるとダブル果房にもなる。シングル果房は10~14果平均。
〇葉はやや小さく、節間は中位。採光性、通風性ともに良い。
〇草姿はミニトマトに近いので、ミニトマトに近い感覚で栽培管理可能。草勢は中~中強。
〇裂果に強いが、低温期の果実への結露や降雨は小さな裂皮を引き起こす原因になる。
〇温湿度管理や作型に注意する。また、夏季の雨よけ栽培は裂皮の有効な対策になる。
〇施設では周年栽培可能。特に夏秋作に向く。
〇ToMV(Tm-2a)
〇半身萎凋病抵抗性
〇葉カビ病耐病性
〇接ぎ木をする場合は、スリークォーターバックス、ディフェンスライン、PFNT1号を利用する。