光景その2
『一等地』

置き去りにされたモノたちを供えて、わたしたちの未来を祈る

身体やモノの存在を発端に演劇をつくり上げるプロジェクト「光景」新作。
「置き去りにされたモノたち」を軸に、集う人々の未来と今が当人にとって心地の良いものであることを祈る、60分間。
《11月10日更新:上演予定時間が75分から60分に変更となりました》


マルレーベル初のツアー公演。
2月より創作を開始、6月には福岡・東京にてワークインプログレスを実施。
グツグツ煮込みつづけた意欲作、福岡・大阪・横浜の3都市で上演!

福岡公演 令和5年度第60回福岡市民芸術祭 参加公演
2023年 11月10日(金)〜12日(日) ぽんプラザホール

大阪公演
2023年 11月17(金)〜18日(土) 聖天通劇場

横浜公演 YPAMフリンジ2023 参加公演
2023年 12月1日(金)〜2日(土) STスポット

2023.11.11更新
長津結一郎 氏(研究者/九州大学大学院芸術工学研究院准教授)による劇評を公開しました

 ネットワークになるアクター:マルレーベル『一等地』 

構成・演出:加茂慶太郎
出演:藤嶋美月 米德優里恵(スムっと) 加茂慶太郎

制作:平川仁美
照明:菅本千尋(演劇空間ロッカクナット)
音響:吉田めぐみ(福岡・大阪公演) 松隈弘憲(横浜公演)
宣伝美術・舞台監督:加茂慶太郎
主催:マルレーベル
協力:北九州芸術劇場


チケット

全公演共通》
一般 ¥2,500
U-25(25歳以下) ¥1,500

《横浜公演のみ》
YPAMプロフェッショナル ¥2,000


お取り扱い

《事前精算》
Pass Market
手数料無料・登録不要・チケット発券なし!
※スマホ専用
クレジット・PayPay残高払い

《当日精算》
WEB予約フォーム
現金・クレジット・交通系IC・iD・QUICPay


福岡公演
2023年 11月10日(金)〜12日(日)

10日(金)  19:30
11日(土)  14:00/19:30
12日(日)  13:00/17:00
全5回公演

会場》
ぽんプラザホール
福岡県福岡市博多区祇園町8-3 4F

《アクセス》
福岡市地下鉄
七隈線「櫛田神社前」駅 徒歩1分
空港線「中洲川端」駅 徒歩10分、「祇園」駅 徒歩8分

西鉄バス 「キャナルシティ博多前」徒歩2分
JRほか 「博多」駅 徒歩12分


令和5年度第60回福岡市民芸術祭 参加公演
助成(公財)福岡市文化芸術振興財団「FFACステップアップ助成プログラム」
後援福岡市、(公財)福岡市文化芸術振興財団

大阪公演
2023年 11月17日(金)〜18(土)

17日(金)  14:00/19:30
18(土)  13:00/17:00
4回公演

《会場》
聖天通劇場
大阪府大阪市福島区福島7丁目7-12

《アクセス》
JR
大阪環状線「福島」駅 徒歩3分
東西線「新福島」駅 徒歩6分
「大阪」駅 徒歩15分
阪急・阪神・Osaka Metro「梅田」駅 徒歩15分


助成:大阪市芸術活動振興事業助成金

横浜公演
2023年 12月1日(金)〜2日(土)

1日(金)  14:00/19:30
2日(土)  13:00/17:00
全4回公演

《会場》
STスポット
神奈川県横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1

《アクセス》
JRほか横浜」駅 徒歩8

YPAMフリンジ2023 参加公演
[YPAMプロフェッショナル]チケットは、YPAM参加登録者(プロフェッショナル)のみご購入いただけます。会場受付でYPAMパスをご提示いただきます。

出演者紹介

藤嶋美月

1997年生まれ。福岡県北九州市出身、福岡市在住。俳優。大学時代に所属していた文学部での学びから人々の営みや文化、社会問題に関心を抱くようになり、演劇を始める。分野を横断した作品・場づくりを志し、近年は詩歌を中心に発表していたが、新たな表現に挑戦すべく、今回の取り組みに参加。

米德優里恵

2000年生まれ。鹿児島県霧島市出身、福岡市在住。俳優。大学から演劇部に入部し、昨年、演劇サークルの同期らとともに演劇団体「スムっと」を結成。今年8月に実施した旗揚げ公演では演出を務めた。現在、大学で演劇のアーカイブについて勉強している。来春から関東圏にて社会人となる。外部出演は今回が初めて。

加茂慶太郎

1996年生まれ。神奈川県川崎市出身、福岡市在住。舞台芸術作家。主に演出、出演で作品に携わり、劇場空間の共同性とそれに居合わせる人々の固有性を対照しながら、時間そのものの鮮烈な体験化を試みている。2023年よりブルーエゴナクメンバー。 近年の出演に、東京デスロック『再生』北九州Ver.、指輪ホテル『Again! Again!』など。

今作は、今年の2月から創作を進めてきました。
多くの時間を過ごしてきましたが、その大半は"お試し""おしゃべり"、そしてそのための"沈黙"に割かれました

初期段階では、まずはそこに「居てみる」ことに取り組み、存在そのものへの解像度を上げる期間をもちました。
また、プロジェクト名である「光景」という言葉と事象についても検討をおこない、「光景とは、そこにあるものと、それを知覚しているヒトによる共同での存在確認のこと」と定義してみたりもしました。
「光景を感じた瞬間の写真を撮り、集めて紹介しあってみる」取り組みでは、街や時間に置き去りにされたモノたちの写る割合が多く、これを一つの大きな軸にしてみることにしました。

一つの作品なので始まりと終わりがあります
しかし、役も物語もありませんので、たぶんヘンテコに始まって、きっとヘンテコに終わっていきます。
これまで私たちがやってきているのは、出演者を含めた、会場に居る全員が過ごす時間そのものをデザインする取り組みす。
それぞれがそれぞれらしく、しかし確かに存在し、また共有する劇場という場所で、舞台上の私たちもそれぞれに光景を見つづけます。
演劇とダンスのあわいを漂うような、60分間になるはずです。
どうぞ、ご自身の光景を見つめる時間を過ごしにいらしてください。

加茂慶太郎(構成・演出・出演)

お問い合わせ

メール:mullabel.info@gmail.com
電話:070-4217-4361