幼少のころから日本舞踊を始める。

おそらく５歳くらいからだと思われる。

「羽の禿」にて初舞台。

幼かったので舞台に出てきただけで歓声を浴びていい気になる

平成14年　花柳流名取試験合格

平成19年　日本大学芸術学部演劇学科日本舞踊コース卒業。学部奨励賞受賞。

平成27年　花柳流専門部試験に合格　 師範資格を得る

令和4年　  花柳麦波へ改名

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日本舞踊は令和５年７月に重要無形文化財に指定されました。

４００年も前から愛され育まれてきた舞台芸術です。

日本独特の呼吸やリズム、

優美な自然と共に美しいものを美しいと感じる心

人を想う心や、その洗練された美意識が

日本舞踊の表現の中に凝縮されています。

お稽古では、身体を整え、精神を正し、行儀を学び、

先生に教わる事での上下関係のコミュニケーションや

伝統衣装である着物での立ち居振る舞いも自然に身につけられます。

また、グローバル化に伴い、自国の文化の紹介は欠かせません。

日本人のとしてのアイデンティティーの再認識が求められます。

日本舞踊には、自らの内に秘められたルーツや歴史

私たちのDNAに深く刻まれていたような感覚の発見や魅力に気づくはずです。

自国の文化を今一度、見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

伝統とは技術だけではありません。

そこにかかわる人の心や誇りも継承されていくものです。

その心と和のたしなみが身についていることは、

皆様の強みであり、財産になると信じております。

私もまだまだ修行中の身ですが

後継者不足となりつつある静岡県東部にて

未来に伝えていく子供たちの育成にも携わり

日本舞踊をもっと知っていただき

数々の素晴らしい作品と舞台の迫力に触れていただきたい。

そんな思いで活動させていただいております。