治療例
上下 叢生
上下の歯並びがガタガタ(叢生)を気にされて来院されました。思春期ということもあり目立ってしまうワイヤーを使っての矯正を希望されず、目立たない「マウスピース矯正」を希望されました。
10代 女性
上顎・下顎 両方
上の前歯が飛び出ているのが気になる
治療期間 : 9ヶ月
ワイヤーをつけての治療は「見た目の問題」「むし歯へのリスク」で避けたいということで当院のマウスピース矯正を知って来られました。
10代の思春期ということもあり気になりますよね。
やはりワイヤーをつけることが嫌という人は多いようです。
マウスピース矯正は透明なフレームを装着することで歯を動かすので、非常に目立ちにくく、外して歯磨きが出来るので非常に衛生的です。
マウスピース矯正は全ての歯並びに対応できるわけではありませんが、
可能な場合は、ワイヤー矯正に比べて非常に利点の多い矯正方法だと思います。
治療は、下からスタートして、1ヶ月後に上もスタートしました。
いきなり同時に上下フレームを入れると違和感が大きいので少しずらして装着するようにしています。
下は約5ヶ月で終了。
上は約8ヶ月で終了となりました。
予定より早く終了出来て良かったです。
やはり若いと歯の動くスピードは早いですね。
ちなみに、患者さんはトロンボーンを演奏されている方でしたが、特に問題なく装着したままで演奏が出来たそうです。
後は、しっかり歯を磨いて、大切にしてくださいね。
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上下 叢生 その2
「マウスピース矯正」はワイヤー矯正に比べると出来ることは限られてきます。
その為、治療の対象も限られてきます。
「どこまで対応できるのか?」は治療を実際に行う先生の考え方や経験、技術によるので、実際に相談するのが一番だと思います。
今回治療例を紹介する人は私が治療してきたマウスピース矯正の患者さんの中でも結構大変だった人です。
10代 女性
上顎・下顎 両方
上下の歯並びがガタガタで治したい
治療期間 : 1年6ヶ月
治療前(左側)の状態について。
上の歯並びは、2番目の歯が奥に引っ込んで、下の歯の後ろになっています。
下の歯が後ろに引っ込んでしまって、咬んだ時に下の歯が上の歯に完全に隠れてしまっています。
結構問題箇所が多く、ここまでくるとワイヤー矯正の方が良さそうですが、患者さんがワイヤー矯正するならやらないということだったので、治療後どうなるかの予想模型を作ってマウスピース矯正ではここまで出来ますと説明させてもらいました。
予想模型の歯並びで満足ということだったので治療に入りました。
治療後(右側)の状態について。
かなりきれいになったと思います。
(下の歯の前歯の歯茎は写真を撮る数日前に傷をつけてしまったらしく痛々しいですが・・・)
右側(写真では向かって左)の2・3番目の咬み合わせがちょっとあまいですが、これ以上はスペースの問題で押し込めなかったです。
それ以外の場所はしっかりと噛み合っています。
治療前の予想模型で説明済みです。
治療は、歯は抜いていません。
スペース確保のために歯を少しずつ削って小さくしています。
下の歯は削っていません。
スペースを確保した後、引っ込んでいる歯を前に出しています。
マウスピース矯正では動かす順番や向きをしっかり考えて計画を立てておかないと動かなかったり、時間がかかったりします。
この計画を考え・決定するのに当医院は非常に時間と手間をかけています。
マウスピース矯正ではこの計画作りに経験と技術がいると私は思っています。
現在当医院の「マウスピース矯正」での治療技術はこの程度です。
マウスピース矯正では無理かなって自分で判断せずに気軽に相談してください。
初診料の5400円のみで模型分析まで行っていますので気軽にどうぞ。
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・マウスピース矯正治療例 マウスピース矯正でどこまで対応できるのか?
上下 叢生 その3
上下ガタガタの歯並びを「マウスピース矯正」で治療した例です。かなり見た目が変わったのがわかると思います。
10代 男性
上顎・下顎 両方
上下の歯並びが気になる。
治療期間 : 1年
SlowDentalClinicでは目立ちにくい矯正である「マウスピース矯正」に力を入れています。
「マウスピース矯正」は
透明フレームで目立たない
薄いので異物感が少ない
取り外して歯磨きするので虫歯になりにくい
というメリットがあります。
特に「目立たない」というのは人前に出る職業や、見た目が気になる思春期の子供さんにも、とてもメリットがあると思います。
あと、大人になって矯正するのを他人に気づかれたくない・恥ずかしいと思われている方も多いようです。
外して歯磨きできる点も口腔内を清潔に保てるという大きなメリットがあります。
私はこちらのメリットに惹かれて「マウスピース矯正」の治療の勉強をはじめましたね。
ワイヤー矯正をしているとやはり、口腔内を清潔に保つのが難しいらしく、虫歯や、歯につける装置(ブラケット)を外すとその周りが白くなって初期虫歯(ホワイトスポット)になっているということも少なくありません。
せっかく歯並びがキレイになっても虫歯になったら意味がありませんからね。
さて前置きが長くなりましたが、今回のマウスピース矯正の治療例の紹介です。
治療前(左側)の写真を見てください。
前歯が引っ込んでしまって、ガタガタになって、八重歯が目立っています。
親も本人も気になっているとのことでした。
治療後(右側)の写真を見てください
治療開始してからほぼ1年ですね。
かなり見た目がキレイになったと思います。
八重歯も目立たなくなりました。
残念なのが右上2番目(写真で真ん中から左に2番目)の歯が短いこと。
これは、もともとの歯並びの時に歯ぎしりをしていたようで、ここまで削れてしまっていました。
一応ダイレクトボンディングで調整しようと相談しています。
かみ合わせの面からの写真を見てください。
上の歯並びはかなり大きく変化したのがわかると思います。
下の歯並びも地味に変化しています。
上の前歯を前に出したので、下の前歯も前に出してしっかり噛めるようにしています。
下は左右2番目の歯が生まれながらにありません(先天性欠損)。
子供ということもあり、順調に動いてくれました。
マウスピース矯正は1~2年間、透明なフレームを入れているだけで歯が徐々に動いていきます。
患者さんからの体験談としても他人に気づかれることはなかったと言われます。
見た目が気になって矯正をあきらめているひとはちょっと候補に入れてみてはどうでしょうか?
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上顎前突 下顎叢生
上顎前突(出っ歯)と下顎叢生(ガタガタの歯並び)を透明なフレームを装着すことで矯正する「マウスピース矯正」で治療した例。
20代 女性
上顎・下顎 両方
上の前歯が出ているのを治したい。
治療期間 12ヶ月
マウスピース矯正では歯を抜かないで済む程度しか歯並びを改善できないと思われているかもしれませんが、歯を抜いた方が良い場合もあります。
今回の患者さんは上の前歯の突出、簡単に言えば出っ歯の改善を希望して来院されました。
初診時の写真を見ると確かに、上の前歯が約5mmほど飛び出ています。
模型などで分析した結果、この飛び出した歯を引っ込めるためには下の前歯の歯並びも改善しないといけないと分かりました。一番下の模型写真を見てもらうとわかると思いますが、この状態ですでに上下が噛み合っていて、上を引っ込めると下の前歯とぶつかって咬めなくなるからです。
費用の面から片側だけを希望される方がいますが、どうしてもかみ合わせの関係で上下しないといけないことはよくあります。
今回もしっかり説明させていいただき、納得して頂きました。
さて、下の前歯の歯並びを改善となった時に、どうしてもスペースが足りません。
模型分析の結果、歯を抜かないで改善は難しいという結果になりましたので、内側に入っている歯を1本抜かせていただきました。
上の歯は1番目から3番目まで非常に個性的な形をしていて、1本でも欠けると見た目に違和感がありますが、下の歯の場合は、1番目と2番目は似ていることもあり、4本が3本になってもあまり違和感を感じることはありません。
当医院では終了時の予想模型を必ず作って、ある程度、矯正終了時のイメージをしやすくしています。今回もそれをお見せしながら説明をして納得してのスタートとなりました。
この予想模型はとても大切だと当医院では考えています。綺麗になったのに、思っていたのとは違うというのは辛いですからね。
さて、下の前歯を1本抜歯して、下がある程度並んできてから上の歯並びを改善していきました。
スタートしてからちょうど12ヶ月後に終了となりました。
終了時の写真を見てもらうとわかるように、非常に綺麗な歯並びになり、とても満足していただきました。下の前歯も1本少なくなってはいますが、歯科関係者で無い限り気がつくことは無いと思います。
この歯並びだとマウスピース矯正では無理かなって自分で判断せずに一度相談してみてはどうでしょうか?意外に出来るかもしれませんよ!
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・7ヶ月を30秒で!マウスピース矯正で歯並びが変わっていく映像
・治療例 マウスピース矯正のフレームを使ったホームホワイトニング
・治療例 抜歯ありのマウスピース矯正でガタガタと前歯の突出を改善中
歯間離開 (すきっ歯)
フレアーアウトのために歯と歯の間に隙間が出来て気になっている患者さんを、マウスピース矯正で治療した例です。
30代 女性
上顎のみ
右上の前歯に隙間があり気になっている。
治療期間 3ヶ月
透明なフレームで歯並びを改善する目立たない矯正方法の「マウスピース矯正」にも、得意な歯並びというのがあります。
今回紹介する人の歯並びもそうなのですが、ここに並べばキレイだろうなという歯並びから外に飛び出して(フレアーアウト)しまって、そのために、歯と歯の間に隙間が出来てすきっ歯(歯間離開)になっている場合がそうです。
上の治療前の写真を見ていただくとわかりますが、真ん中の2本(中切歯)と向かって左側2番目(右側側切歯)が外に飛び出してしまっているため、真ん中と、2番目3番目の間に隙間が出来ています。両方共、1mmくらいの隙間になっています。
特に真ん中の隙間にはどうしても目がいくので目立ってしまいます。
3ヶ月後の治療後の写真を見ていただくとわかるように、綺麗に隙間が全部無くなって左右の歪みも改善されています。
少しわかりにくいので、模型での写真です。
非常に綺麗に噛めるようになっているのがわかります。
今回のようなフレアーアウトしている歯並びとマウスピース矯正は非常に相性が良くて、短期間で改善させることが出来ます。
しかも、透明なフレームですから、誰にも気づかれることなく歯並びを改善できます。
実際この方は、フレームを装着して1ヶ月くらいしてから、家族に
「いつから矯正始めるの?」
って質問されたそうです。
「すでにしているよ。」って返事したそうです。^^
ブラケットなどのワイヤー矯正をしてまで治したくないが、気になる歯並びには「マウスピース矯正」をおすすめします。
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飛び出した歯
約4ヶ月の治療期間です。
上の歯の前歯の1本が飛び出ていて気になるということで矯正。
左右の2番目と3番目の間を1mmずつ削って歯が並ぶスペースを作り、歯をならべています。
完全に段差ない状態まで正確にきれいに並べる事が出来ました。
2番目と3番目の歯に作った隙間も完全に閉じて、非常にきれいになりました。
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引っ込んだ歯
矯正期間は、9ヶ月。
女性 20代です。
本人の希望は、
上の歯の引っ込んだ歯を前に出してきれいに並べて欲しい。
下の歯はきれいに並べて欲しい。
歯を抜かないで欲しい。
ワイヤーをつけるのは嫌。
ということでしたので、透明なフレームを交換していく、目立たない矯正である「マウスピース矯正」を始めました。
当初の予定は1年半の予定でしたが、
患者さんの努力で非常に効率よく動かすことが出来、結果的に9ヶ月で終了となりました。
マウスピース矯正は、フレームを取り外すことが出来ます。
これは、外していつも通り歯磨きや食事が出来る点でメリットがあるのですが、
逆に、嫌なら外しておけるというデメリットもあります。
外しておくと、全く歯に矯正力がかからないから、歯は全く動きません。
当医院のマウスピース矯正のシステムでは、食事と歯磨き以外の時間は常に装着することをお願いしています。
非常にしっかり守って頂けていたようで、どんどん動いていくのが来院ごとに感じられました。
患者さん側もドクター側も動いていくのが実感しやすかったので、
モチベーション維持も簡単でした。
下の歯より内側に入ってしまっていた上の歯もきれいな位置に移動して、上下とも美しいアーチを描いています。
もちろん、マウスピース矯正は目立たない透明なフレームでの矯正なので、
気づかれることはなかったそうですし、
外せるので、むし歯には全くなっていません。
歯肉の腫れが歯並びが良くなるにつれて綺麗になってきているのもわかると思います。
ブラッシング指導をしたのも理由の一つではあります。
今のところ、私のマウスピース矯正の技術ではこれくらいなら普通に治せますので、
ワイヤーをつけるのは嫌
抜歯したくない
他人に気づかれたくない。目立ちたくない
という方は、相談して下さい。
値段もワイヤー矯正より非常に安いですからね。
しっかりとリテーナーをつけて、後戻りを防いでくださいね。
担当歯科医師によるブログの参考になる記事
・治療例 マウスピース矯正終了 9ヶ月で抜歯無しで引っ込んだ歯もきれいに
・予想模型は治療前に治療後のイメージがわかりやすくて非常に大切