OWL-VG 緊急用パラシュート
パイロットシュートMouseの役割
ドローンの墜落時姿勢がパラシュート開傘にとって不利な角度の態勢からもメインパラシュートを上方向へと引き出すパイロットシュートの役割説明
ドローンの墜落時姿勢がパラシュート開傘にとって不利な角度の態勢からもメインパラシュートを上方向へと引き出すパイロットシュートの役割説明
ドローンは多種多様な形状、重量バランス、空気抵抗により墜落時に発生する挙動、姿勢、迎え角は千差万別です。
図は右側から左方向へ進路をとっているケースのドローンの墜落時姿勢のそれぞれの迎え角の時点からのパイロットシュート射出から開傘
いずれかの迎え角で安定した姿勢で墜落降下してゆくとは限らず、連続回転しているケースや、プロペラの一部だけが機能停止し他の一部は機能している場合などの不規則な回転、挙動を伴っている場合もあり得ます。
赤丸〇を付けた角度からのパラシュート打ち出しはダブルパラシュートシステムでなければ開傘できない可能性が高い
ダブルパラシュートシステムでは誘導傘 Mouseの全長が短く(ブライダルコード長はドローンサイズに合わせて調整変更)射出終了までがより短時間となり、続いてすぐにドローン本体が下方へ降下してゆくことでMouseとの位置関係が逆転、開傘となる。
Mouseが開傘するとメインパラシュートは上方向へと引き出されるため開傘の確実性が高まると言える。
開傘には不利な角度からの開傘予想工程
全長が短いことが開傘時間の短縮を有利にする
↓ ↓
3時方向の横向き姿勢からMosue打ち出し⇒OWL-VG開傘
5時方向の横向き姿勢からMosue打ち出し⇒OWL-VG開傘