第10回分子モーター討論会

分子モーターの研究は、ミオシン・キネシンなどの個別の分子機構の解明に道筋を付けただけでなく、一分子イメージングや生化学、構造学的アプローチ、光操作技術などの生命科学の技術革新にも広く貢献してきました。これらの知見や方法論は、多様な研究分野を大きく前進させる潜在的な価値を持ち、他の研究分野や手法と融合することで、ダイナミックな生物のしくみを記述して理解するための新たな研究へと発展する可能性があります。

本討論会では、分子モーターそのものを理解する理論・実験・計算から最新の知見を探り、さらに分子モーターが関わるマテリアルや細胞組織の多様なダイナミクスについても広く討論の対象を広げたいとして研究会を企画しました。参加者の皆様が自由に研究について意見交換し、多様な視点からの活発な議論の一助となることを目指します。

会期:2020年11月2日(月)〜11月3日(火・祝)

開催方式:オンライン開催

(招待講演, 一般発表* Zoom)

参加費:無料

参加登録者にZoom会議のURLとpasscodeをお送りしました。参加登録者が150名を超える数となったため、10/26以降にお送りしたZoom URL等が最新のものです。ご注意ください。

討論会のプログラム

招待講演はZoomを

用いた遠隔ライブ講演

一般発表は若手研究者

によるZoom口頭発表

*一般発表登録数を鑑み、本年度は若手研究者によるZoom口頭発表に変更しました(10/22)

世話人

前多裕介(九州大学)、有賀隆行(山口大学)、飯野亮太(分子科学研究所)

問い合わせ先

前多裕介 ymaeda_at_phys.kyushu-u.ac.jp(_at_を@に替えてください)

共催

新学術領域「発動分子科学」

新学術領域「情報物理学でひもとく生命の秩序と設計原理」