東北大学大学院・生命科学研究科
生命科学セミナー
動物と藻類のハイブリッド生物・プラニマル創製への挑戦
東北大学大学院・生命科学研究科
生命科学セミナー
動物と藻類のハイブリッド生物・プラニマル創製への挑戦
このイラストはCharGPTにより作成した研究イメージです
日時:2026年4月17日(金)
13:00~14:00 講演・質疑応答
14:00~14:30 自由討論
場所:自然共生実験棟(生命科学プロジェクト総合研究棟の隣)1Fセミナー室(片平キャンパスD06)
講師:松永幸大・教授
(東京大学・大学院新領域創成科学研究科)
*同日14時からは、隣の講義室にて第1回 東北大エコロジーセミナーも予定されております、あわせてご参加いただけますと幸いです。
講演要旨
光合成細菌や藻類を餌として食べて消化していた動物細胞があるとき、それらの餌を細胞内に維持して共生することによって 藻類が誕生した。しかし、そのメカニズムは不明なままである。そのメカニズムを知るために、藻類を動物細胞と融合したり、動物細胞や魚類受精卵に葉緑体や藻類を導入した植物(plant)と動物(animal)のハイブリッド生物(planimal)の研究をしている。今回、細胞融合を介して藻類の全ゲノムを哺乳類細胞に丸ごと移植することに成功した。構築された動植物ハイブリッドゲノムのゲノム三次元構造やエピジェネティック修飾を解析することで、ゲノム水平伝播の初期プロセスが明らかになってきた。また、光合成の反応の場となる葉緑体や藻類を動物細胞内に導入することで、動物細胞内環境における光合成起動の可能性を検討している。
講師紹介
松永先生は1993年に東京大学理学部生物学科を卒業後、同大学大学院理学系植物学専攻研究科に進学し、1998年に博士(理学)を取得された。在学中には日本学術振興会特別研究員(DC1)として研究に従事し、博士取得後も同PD特別研究員として研究を継続された。その後、米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校にて博士研究員として海外での研究経験を積み、帰国後は東京大学大学院新領域創成科学研究科助手として教育・研究に携わられた。2002年に大阪大学大学院工学研究科講師に着任し、2008年には同研究科准教授へ、2011年に東京理科大学理工学部応用生物科学科准教授、2014年より同教授として教育・研究を牽引された後、2020年より東京大学大学院新領域創成科学研究科教授として活躍されている。
問い合わせ先
東北大学生命科学研究科分子行動分野
竹内秀明
TEL:022-217-6218 (竹内)
E-mail Address:hideaki.takeuchi.a8(at)tohoku.ac.jp (at)=@