近年、高校生の模型の全国大会が静岡を中心に行われるようになりました。
しかし、その多くは「大会」であり初心者や模型を楽しむことを主に置いた皆さんにはハードルが高いものとなっているのが現状です。
そこでエンジョイ勢も気軽に参加出来て、学園祭の作品もそのまま持ってこれるような「参加ハードルの低い展示会」を目指して企画しました。
コンテストは他人からの評価でその作品の価値が決められてしまいます。
模型は個々の作者ごとに魅力があるにも関わらず、賞によってそれぞれの作品の見方が変わってしまいます。
また、人によっては自分のために作品を作ることを辞め、他人に評価されるため、賞を取るための作品作りに走るようになる生徒もいるでしょう。
他人の評価基準のもとにモノの価値を定める「他律」は自己の個性を失わせ、自分の尺度で物事を見ることが出来なくなる危険性をはらんでいます。
そこで、コンテストなどの順位付けをせず、純粋に自分の視点で個々の作品を見ることで自己の評価基準をもとにモノの価値を定めるための「自律」を促すことを本展示会の目的としています。
都内近郊で高校生の模型展が行われることが少なく、気軽に見に行ったり出展することが難しいのが現状です。
そのため多くの中学高校では、文化祭以外で部員以外の作品を見てもらう機会が無かったり、逆に同じ高校生の作品を見る機会が少なく、また情報交換する機会も乏しいことも課題となっております。
そこで、同じ高校生同士で競争することなくコミュニケーションを取れる機会や相互の作品を認め合える機会を持つことを目的としています。