もじかなくんの使い方
「もじかなくん」は、視覚障害者にやさしいタッチタイピング練習ソフトです。高齢の方にも使いやすい設計になっています。お困りのときは「お問い合わせフォーム」から、ご質問ください。
準備
ダウンロードしたmojikanakun.zipを解凍してください。
解凍後のmojikanakunフォルダにあるmojikanakun.exeをクリックすると、「もじかなくん」が起動します。
使いやすくするため、フォルダごとドキュメントや任意のフォルダ、USBメモリなどに移動しておくことをおすすめします。
mojikanakun.exeを右クリックし、ショートカットやピン留めを設定するとさらに便利です。
もじかなくんの内容
メニューページ
画面は「1~6」のメニューで構成されています。
上下カーソルキーでメニューを選択してください。
1. どの指使うの
キーの位置と指の使い方を学ぶ練習です。
表示される指ガイドに従って、アルファベット・記号・数字キーを押してください。
押すと、次に入力すべきキーが表示されます。
Ctrl+Gで指ガイド表示のON/OFFを切り替えできます(設定1でも可能)。
設定2:「おせばわかる」モード
文字・記号・数字キーを押すと、そのキーの名称・位置・使う指が表示されます。
シフトを使うキーも表示されます。
TabやAltなどの機能キーは含まれません。これらの練習には、PC-Talkerのキーガイドが便利です。
2. A to Zにトライ
Spaceキーでスタートします。
Aから順に表示されるアルファベットを、ホームポジションを意識して入力します。
設定で指ガイドのON/OFFを切り替えられます。
成績はファイル→成績ページで確認できます。
ファイル→成績保存で任意の場所に保存できます(ファイル名変更可)。
3. A to Z タイムトライ
Spaceキーでスタートします。
ランダムに表示されるアルファベットを入力します。
以降の操作(ガイド切替・成績表示・保存)は「2」と同じです。
4. 記号 タイムトライアル
Spaceキーでスタートします。
ランダムに表示される記号を入力します。
操作は「2」と同じです。
5. 入力練習(順番に)
事前に準備したテキストファイルを1行ずつ表示し、同じ内容を入力する練習です。
「もじかなくん入力練習教材」のフォルダに見本のファイルがあるので活用してください。
興味やレベルに合わせて、歌詞・ニュース記事などを改行して作るのもおすすめです。
操作の流れ
ファイル→表示ファイルでテキストファイルを選択。
Enterで最初の行が表示されます。
表示された内容を正しく入力すると、次の行が表示されます。
補足
表示される最初の文字から自動で全角/半角を判定します。切替操作は不要です。
ただし、例えば「PCを使う」という文のように、途中で半角から全角に切り替わる場合は、自分で半角/全角を変更してください。これは実際の入力練習として大切な点です。
便利な操作キー(「操作」メニューからも可能)
Ctrl:表示中の文字をPC-Talkerで読み上げ
Alt+→:次の表示行へ移動(スキップ機能)
Tab(入力中):表示欄と入力欄を切り替え(PC-Talkerで内容確認に便利)
Tab(最終行後):表示欄・入力欄・成績欄を順に移動
途中保存と再開
継続→継続保存:任意の場所に保存(ファイル名変更可)
継続→継続再開:保存したファイルを選択すると、そのまま再開できます(テキストファイルを再選択する必要なし)。
成績確認と保存は「2」と同様です。
6. 入力練習(ランダムに)
操作は「5」と同じですが、選んだファイルの内容がランダムに表示されます。
Windows 10およびWindows 11で動作を確認しています。
使用許諾
次のことをご理解の上、ご使用ください。
本自作ソフトフェアはフリーウェアとして提供しています。
転載、再配布などを行う場合は、事前に著作権者の許諾が必要です。
本ソフトの使用により発生したいかなる損害に関しても、著作権者は一切責任を負いません。
※「PC-Talker」は(株)高知システム開発の製品です。
本ソフト「もじかなくん」は、PC-Talkerの動作を補助または代替するものではありません。