NATSUKI HASHI / 端 夏輝
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[ Casual shoes ] Kip leather, Synthetic leather, BOA lacing system「安くて早いフルオーダー」を目指すための構造システムを、可動式ソールとアッパーで表現しました。人に合わせた木型から職人が長い時間をかけ作るピスポークシューズとは対をなすような、特定の木型を必要とせずに足にアジャストできるシューズです。靴を足に合わせるという文化を日本を広めるためにも必要なシューズだと考えます。
アッパーとソールが連動し縦にも横にも動いて固定します。24cmから28.5cmの方まで履くことができます。(写真は26cm、2Eの横幅)
BOAのレーシングシステムを使った可動式ソール。間に挟んである軸を起点に滑るようにパーツごとに動きます。サイズ変化が小さいトゥ付近にはワイヤーを通さず、変化が大きい箇所のパーツを動かします。
アッパーもソールに合わせてパーツ分けをし、縦と横のサイズ変化が可能なデザインとマテリアルを選択しました。
ソールは4ミリ厚のベンズを重ね、シックな雰囲気の中に機械的な要素を取り入れました。
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