7月11日（木）、全国官公需適格組合協議会の通常総会及び受注力強化セミナーが本県にて開催されました。

通常総会では、前年度の決算や今年度の事業計画・収支予算の他、中小企業の受注機会の増大や少額随意契約の適用限度額の引上げ等を求める決議が承認されました。

続く受注力強化セミナーでは、よい会社をつくるヒントをテーマとした基調講演、杜の都建設協同組合（深松努理事長）による官公需適格組合における活動事例の発表があり、士気の高まる貴重なお話を伺うことができました。セミナー後の懇親会では、全国からの参加者が交流を深め、盛会裏に終了しました。

翌日12日（金）には、官公需適格組合の受注能力の向上を促進することを目的に視察研修を開催しました。

業務効率化を目的とした組合合併を実施し、先を見据えた各種事業を行っている協同組合塩釜水産物仲卸市場及びSDGｓに即した持続可能な再生エネルギー事業などを先駆的に取り組むアクアイグニス仙台の施設見学などの先進事例の視察研修を実施し、全国から34名もの参加があり、熱心に質問されておりました。視察先の皆様、ご参加いただきました皆様大変ありがとうございました。

視察先①　協同組合塩釜水産物仲卸市場

　　　　　https://www.nakaoroshi.or.jp/

視察先②　アクアイグニス仙台

　　　　　https://aquaignis-sendai.jp/

令和６年７月１１日・１２日において、全国中央会が事務局を担っている全国官公需適格組合協議会（官公需適格組合にて構成している団体）の通常総会、受注力強化セミナー及び視察研修を宮城県で開催いたします。

宮城県官公需適格組合連絡協議会（事務局：宮城県中央会）の会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

開催内容

（１）通常総会（場所：ホテルモントレ仙台）

　　　令和６年７月１１日（木）１４：００

（２） 受注力強化セミナー（場所：ホテルモントレ仙台）　

令和６年７月１１日（木）

①１５：４０～１７：００　　基調講演　

　　「企業は社会の公器　＜よい会社をつくるヒント＞」

　　ＰＨＰ総研　主席研究員

　　立教大学大学院社会デザイン研究科　特任教授　　亀　井　善太郎　氏

　　　②１７：０５～１８：０５　　事例発表　

　　「官公需適格組合証明取得と今後の活動に向けた展望」

杜の都建設協同組合　理事長　　深　松　　努　氏 

（３）   視察研修（バス）

令和６年７月１２日（金）８時００分～１３時００分

・協同組合塩釜水産物仲卸市場

・アクアイグニス仙台

官公需法に基づく「令和6年度中小企業に関する国等の契約の基本方針」が閣議決定されました。中小企業庁HP：官公需施策

12月19日（火）、仙台市青葉区のパレスへいあんにて、令和5年度受注対策セミナーを開催しました。講師には工藤健人中小企業診断士事務所　代表　工藤健人氏をお迎えし、「受注につなげる！官公需適格組合のブランディングとは」と題して、工夫を凝らした独自の手法で官公需受注を確保している組合の事例から見える、これからの官公需受注における重要な取組みについて解説いただきました。「SDGsが浸透してきている今、CSR活動は、ただのボランティア活動ではなく、組合が地域社会にとって有益な団体であるというブランディングにつながる。陳情活動とは別に、行政に対して、地域のまちづくりに関して組合はどう貢献できるのかを積極的にPRし、組合側から地域課題解決に向けた提案活動を行っていくことが受注につながる」とのお話がありました。

セミナー後に開催された懇親会では、各参加者で親睦を深めながら活発な意見交換がなされました。

８月１０日（木）午後３時より、仙台市のパレスへいあんにおいて、宮城県官公需適格組合連絡協議会の令和５年度（第２８期）通常総会が開催されました。昨年度はコロナ禍のため書面による開催でしたが、今年は２０会員の出席を得て、決算や事業計画・収支予算等の議案が可決され、令和５年度事業計画書に基づいて地元中小企業並びに官公需適格組合の受注機会の増大に努めること等を決議しました。

また、総会終了後には受注対策セミナーを開催し、PHP総研主席研究員（立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任教授）亀井善太郎氏より、「社会的責任に配慮したこれからの官公需とは～地域のありたい未来をつくっていくために～」と題してご講演いただきました。「人口減少による市場の供給不足等、これまでの社会の前提条件が大きく変化しており、行政の調達も持続可能な社会を構築するための重要な政策手段となる。行政は調達の際に、企業の社会課題への取組等を重視していく必要があるとともに、企業は付加価値戦略に基づく競争力を向上させることが重要である。」との説明がなされました。