●学校支援地域本部は文部科学省が推進する事業です。学校の教育活動を支援するため、地域住民の学校支援ボランティアなどへの参加をコーディネートするもので、いわば"地域につくられた学校の応援団"と言えるものです。
●社会がますます複雑多様化し、子どもを取り巻く環境も大きく変化しました。このような状況のなかで、学校だけが役割と責任を負うのではなく、これまで以上に学校、家庭、地域の連携協力のもとに進めていこうと言うものです。
●大田区では学校支援地域本部をスクールサポートおおたとして平成21年度から開始しています。
●これまで学校に数多くあった地域支援の形を組織化し、発展させることにより、いろいろな大人が教育活動に積極的に関わり、教育をより豊かなものとするとともに、大人たちも、自らの経験や知識を、未来を担う子どもたちに役立て、学習成果を活かす場が広がり、学校支援の活動を通して、地域の絆が強まり、地域が活性化することが期待されています。
●子どもたち・学校を地域ぐるみで支援する活動が認められ、「スクールサポートおおた」のモデル校として推薦されました。
●区の設立趣旨にのっとり、学校支援コーディネータを位置づける事務局を「みその学校サポート本部」としてスクールサポートおおたに登録し、平成21年12月にモデル校としての活動を開始しています。
●みその学校サポートが活動する御園中学校は、「あじさい運動」「あじさい会」「あじさい校区連絡協議会」という地域と学校のつながりが強いという下地がある反面、同窓会・後援会などの支援組織はありませんでした。
●子どもたちを取り巻く環境が大きく変化する中、学校・PTA(先生・保護者)ともに忙しく、地域に支援をお願いするにも、「何の支援を、どう支援を、どこまで支援を」お願いして良いかが難しいという状況にありました。
●学校・PTAの中に入って具体的な支援をすることを前提に、御園中学校を理解する一番の地域の方々であるPTA OB/OGを中心に地域の方々と検討し、活動を開始しました。
●私たちは、サポートで関わっている中学生の子どもたちが、地域の大人になり、御園中学校の子どもたちに「働く意識」「学ぶ力」「光の発見」を支援するようになる。そんな豊で夢のある未来を想って活動しています。