1961年 大阪に生まれる。幼少期より一人で絵を描き、自分だけの世界に遊ぶのが大好き。学生時代は水彩画や水墨画などに親しむも、卒業後は絵の世界から遠去かる。50代を目前に再び筆を握りたい自分に気付き、2012年プロ作家集団の元で油絵と出会う。
現在、兵庫県川西市在住

2017年 初個展(芝田町画廊)

2018年 全国サムホール公募展協会 奨励賞

2019年 近代日本美術協会春季展 新人奨励賞

2021年 近代日本美術協会展 理事長賞

2022年 近代日本美術協会展 特選

どんなにありふれた日常の一コマの中にも美は潜んでいる。周囲が見過ごしてしまうような場所にそれを発見する、或いは生み出すのが作家としての悦びである。有名な景勝地に行かなくとも、華やかなモチーフが無くとも、ほんの小さな気づきが世界を輝かせてくれる。

そして人物を描くワクワクは格別だ。幼な子を描きながらその成長を、少女を描きながらその先の幸せを祈る。自身の辿ってきた道のりを振り返りながら。


山本良重