お薬について

About Medicines

お薬の服用について

Q 食事が不規則で1日3回食べられないのですが、お薬は3回飲まないといけませんか?

A 1日3回毎食後と指示のあるお薬は、一般的には食事をしてなくても3回飲むほうが良いとされています。食後に服用と薬袋に書いてあったため、食事をしなかったのでお薬を飲んではいけないという考えは間違いです。糖尿病など食事で血糖が上がるのを調節するお薬などを除いて、ほとんどのお薬は食事をしなくても服用することが可能です。お薬によってはよくないケースもあるため食事や生活のパターンが不規則な方は、お薬を受取る際、調剤薬局窓口の薬剤師にご相談ください

Q お薬を水以外で飲んでもよいのですか?

A お薬と相性の悪い飲み物もありますので、水または湯冷ましで飲むのが原則です。また最近はお茶で飲んでも問題ないとされています。

Q 調剤薬局で処方されたお薬を市販の風邪薬といっしょに飲んでもかまわないですか?

A 処方されているお薬によりますので、一度薬剤師にご相談ください。又、風邪で受診している場合、同じような効果の成分が入っている場合がありますので、一緒に飲まないほうがいいでしょう。

Q 漢方薬を食前に飲むと気分が悪くなるので、食後に飲んでもいいですか?

A 漢方薬が食前または食間に処方されるのは、空腹時に服用すると有効成分の吸収が良いと言われている為です。どうしても気分が悪くなるのであれば、食後に飲む方が良いと思われますので、処方医に相談して変更してもらって下さい。

Q 頓服薬で「熱がある時」とは具体的に何度のことですか?

A 通常は38.5度や、38度と説明されることが多いと思います。そのとおりで良いのですが、小数点以下はあまり厳密に考える必要はありません。「38.5度と言われたけど38.3度なので飲んではいけない」などと考えることはないということです。もちろん平熱が高かったり低かったりする方の場合は、その分を足し引きして考えて下さい。ただ、下熱剤には予防する作用は全くありません。「念のために…」や「風邪がはやっているから…」などという理由で解熱剤を飲んでも無意味であるばかりか、副作用だけが強く現れてしまうことがあります。そういった飲み方は止めて下さい。

解熱剤にはもう一つ大切な観点があります。ご両親にとってはお子様の発熱はご心配だと思いますが、発熱という症状も体に自然に備わっている防御反応の一種です。むやみに下げることだけが良いわけではありません。たとえ40度の熱があってもお子様が元気に遊びたがっているようなら、無理に解熱剤を飲ませる必要はありません。逆に37度台であっても、子供さんの元気が無くぐったりしているようなら、飲ませてあげてください。大人も同じことです。自分のつらさ加減で飲むか飲まないかを決めて下さい。

調剤薬局の利用について

Q お薬を扱う店なら、どこでも調剤してもらえますか?

A くすり屋さんには、薬局と薬店があります。「保険薬局」「保険調剤」「処方せん受付」などの表示のある薬局であればどこでも調剤してもらえます。薬店では調剤できませんのでご注意ください。お好きな薬局にお持ちください。かかりつけ薬局を作っておかれると便利でしょう

Q 薬局ではいつでも調剤してくれるのですか?

A 処方せんは、交付日を含めて原則4日以内が有効です。また、有効期限を指定した処方せんは、その有効期限内ならいつでも調剤します。もし、お薬の在庫が無くすぐに調剤できない時は、御都合が宜しければ処方せんをお預かりして後ほど調剤をおこないます。早急に服用が必要な薬剤の場合は、責任を持って調剤が出来る薬局を紹介します。

Q 処方せんは代理の者が持って行っても調剤できるのでしょうか。

A 処方せんがあれば、ご本人でなくても大丈夫です。患者さんはお宅でお休みになり、ご家族の方などが処方せんをお持ちになっても調剤することは可能です。その場合「お薬手帳」を一緒に持って行かれると安全にお薬を調剤できますのでご活用ください。

Q お薬だけほしい場合、一度もらったお薬は同じ薬局に行けば調剤してもらえるのでしょうか。

A 処方せんがなければ調剤はできません。薬剤師は、医者の診断の結果、症状に応じて発行された処方せんにもとづいて調剤をおこないますので、病院で処方せんを発行していただき薬局へお持ちください。

Q 薬局では、処方せんに書かれたお薬について説明してくれますか?

A はい。お薬を安心して使っていただくために、使用方法・薬効・保管方法・副作用など、充分説明いたします。お薬について疑問がありましたら、薬局の薬剤師になんでもおたずね下さい。


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