これまでの道のり
絵の具から、一本の糸へ
物心ついた頃から、ずっと絵を描いて過ごしてきました。
小学生のときには手芸クラブでぬいぐるみを作るなど、私の手元にはいつも「表現すること」の楽しさがありました。
そんな私が大人になり、あるハンドメイドショップを訪れたときのことです。
そこに並ぶ作品たちを目にした瞬間、胸が大きく高鳴りました。
「なんて愛らしく、なんてワクワクするのだろう!」
ひとつひとつ手仕事で生み出された作品は、表情や雰囲気が少しずつ異なり、そこにしかない唯一無二の命を宿していました。お気に入りの子を見つけ、出会えたときのあの感動は、今でも鮮明に覚えています。
「私が作る子たちも、誰かの心をワクワクさせる仲間になれるだろうか?」
その純粋な初期衝動に背中を押され、作家として歩み始め、長年培ってきた「絵を表現する力」と「手先の器用さ」が重なり合い、現在の「イラストを描くように仕立てる猫の刺繍」という独自のスタイルへと行き着きました。
糸の重なりだけで猫たちの微妙な表情の変化を描き出す技術は、私の作品の何よりの特徴です。
私が目指すところ
物語を届けること、心地よい場所を作ること
私の代表作である「窓辺の猫」シリーズは、季節のお花と猫たちを組み合わせ、そこからひとつの物語が立ち上がるような世界観を大切にしています。
かつての私が手仕事の出会いに胸を躍らせたように、作品の到着を心待ちにしてくださるお客様へ、五感で楽しんでいただける特別な時間をお届けすることが、私のものづくりの原動力です。
そしてもうひとつ、私には叶えたい未来があります。
それは「ものづくりが好きな人々が集まれるサードプレイス(第三の居場所)」を作ることです。
初めての育児に奮闘していた頃、自分のためのものづくりをすっかり忘れてしまっていた時期がありました。そんなとき、地域のイベントで「自分の好きなものを自由に作る時間」をもらい、心がじんわりとほどけ、深くリフレッシュされた経験があります。
ひとり黙々と向き合うことの多いものづくりだからこそ、いつもと違う空間で、同じ「好き」を持つ人々と時間を共有する尊さを知りました。
今度は私が、ものづくりを愛する人々が自分を取り戻し、心地よく集まれるような温かな場所を、少しずつ形にしていきたいと思っています。
趣味とインスピレーションの源
読書とドール、そして自宅の庭での園芸が、私の創作の大切なエネルギー源です。
お庭の植物たちは四季折々にその姿を変えていきますが、そこを通りかかる猫たちの可愛らしさは、いつだって変わりません。「変わっていく季節」と「変わらない猫の愛おしさ」。その対比の面白さに魅了されながら、今日もリアルな「窓辺の猫」の景色を自宅の庭で楽しみつつ、新しい作品への想いを巡らせています。
[資格]
刺繍デザイナー
手芸アドバイザー
カラーコーディネーター3級
モノ作りは1人でする事が多く視野が狭まりがち。
そこで時々モノ作りが好きな者同士で集まって
手で作(Saku)時間を共有しよう!
と発足したクラブです。
世間話をしたり、情報交換をしたり、
好きなことをしながら同じ時を過ごしています。
縫い物やビーズ、アクセサリーなど
色んなメンバーさんが集まるから
新しいアイディアにもつながります。
ご興味がありましたら、
ぜひ覗いてみてください!