MG - Eclosion(羽化)
Magnet Pack マグネットパック
MG Eclosion ドローン配送用 紙素材パラシュート
使用回数制限 1回のみ
紙素材パラシュートはこれまで玩具類でみることはありましたが産業用として使用されるものは例を見ませんでした。
その要因として開傘時の衝撃での耐久性、パッキング状態からの開傘の確実性についての懸念がありましたがアドエアの発案によるパッキング方式と開傘方式によって実現が可能となります。
キャノピーが折り畳まれた状態からのパラシュート開傘に蝶のサナギからの羽化をイメージしての新技術です。
使用用途は定期的なドローン配送においてドローンが着陸することなく空中から配送物を投下する際に使用される用途に適しています。
メリット:
① 安価であり、また焼却処理が容易であるため配送後に回収の必要がない
② 新技術マグネットキャッチの採用によりパラシュート本体の折り畳みが確実であり、なお開傘動作がマグネットにより誘導されていて確実
③ 別付け補強フレームの使用により開傘に至る空気の流入方向が確立され、かつ正確に迅速に開傘に至る
その他、配送荷物の重量、3辺合計によりEclosionのサイズは変更して製作することが可能です。
2023年6月12日 特許出願番号 特願2023⁻96528
6月中旬現在:試作及びテスト実施中
PJ
パラシュート ELCOSION のトップパネルは50-60%程度のエリアを開傘状態のままで縁部分だけを貨物BOX上面のサイズ面積に合わせて被せるようにパッキングをしてセットすることで、配送を目的とした貨物BOX投下と同時に完全開傘状態となる。
開傘確率が100%に近いとともに完全梱包状態からの開傘に比べて衝撃が緩やかであり、パラシュート素材へのショックも抑えることができるため例えば紙素材を使っても紙が破断せずにパラシュートとしての稼働を期待することが可能です。
一般的な手法としてパラシュートを梱包、収納する際はインナーコンテナによってパッキングするのですが、MG - Eclosionはマグネットプレートを各所に張り付けることで降りたため梱包率50-60%程度の状態のままその形状を維持して、さらに落下風圧を受けることで磁力から開放されて開傘動作が開始されます。
オプションパーツとして下記 エクストラインテークを補強フレームとしてパラシュート内側に取り付けることで落下時の風圧が強制的にパラシュートを内側へと誘導され、サスペンションラインのキンクも避けて、より確実な開傘を促します。
これらはすべて使用可能回数1回限りを想定して開発しています。