2021年11月6日午後、保存緑地作業部会による今年度第4回目の草刈(その2)を行いました。先週作業の残りゾーンのうち、MN西側、WS東側を行い、残りはEN及び中央東西遊歩道沿いだけとなりました。残りは11/13に行われる予定です。
2021年10月31日午前中、保存緑地作業部会による今年度第4回目の草刈(その1)を行いました。持田園による秋季作業での草刈対象エリア(NWゾーン及び植込みの脇)を除く全域を対象に、4名で作業しました。あいにく、昼過ぎに雨模様となったこともあり、全部はできませんでした。今回刈れたのは、ES、MS、MN東側2/3、NS西側2/3、EN-ES間遊歩道、EN-MN間階段、ES-MS間遊歩道のES側でした。残りは、近日中に行いたいと思います。
2021年8月30,31日に持田園の夏季定例作業が行われました。夏季作業の内容は、 刈込工:階段脇、 刈込工(ジャスミン)、除草工 保存緑地:全域(集草なし)です。それ以外に、細かな保全作業をしてもらっています。作業中と作業後の様子をご覧ください。
2021年1月18日から30日にかけて、2020年度の保存緑地計画伐採・捕植作業が行われました。対象エリアはES及びWSゾーンです。横浜市樹林地維持助成を活用して、伐採計画の2年目と4年目を一緒に実施しました。作業後の伐採及び補植樹木の標識付けをアルバムにアップしました。これらの結果は、植栽配置図(マップ)にも反映済みです。
皇居東御苑の二の丸雑木林は、昭和天皇の発意により、昭和58年から3年かけて武蔵野の雑木林を表土も含めて移設し、整備されたものです。ここで見られる植物は驚くほどメゾンや近隣の緑地の植生と共通しています。中長期管理実施計画による保存緑地の保全イメージを具体的に示す事例として、写真を撮ってきましたので、ご覧いただければと思います。
二の丸雑木林は、メゾン創設以前に移設されたにもかかわらず、メゾンのような大木は観られません。多くは直径10cm以下から20cm程度の小・中径木です。そして、ところどころに切り株からヒコバエがぼうぼうにでている開けた場所があります。これは、アルバム内の案内看板にもありますが、大きくなりすぎた木を伐採し、萌芽更新により樹木を再生させている姿なのです。関東の原風景ともいえる落葉広葉樹の雑木林は、このようにして樹木を大きくなりすぎる前に伐採し萌芽更新させることで(逆にそのプロセスで再生できるものが選択されて)人がもっとも楽に維持し、利用してきたサステナブルな自然ともいえます。
中長期管理に関する提案は、横浜市派遣の専門家、横浜市みどりアップ推進課、持田園、いずれもが共有しているこの考え方に沿って、作成されたものです。その骨子は、30年経過し、過高木化した樹林をいったんある程度以上の広さ毎に皆伐的に伐採して日当たりをよくし、萌芽更新や補植樹の成長を促す、というものです。危険な過高木の解消だけでなく、将来にわたり維持しやすい雑木林を目指すものです。
2017/9/2、保存緑地の13,14号棟の間の遊歩道を公園側に出た付近で、オオタカに遭遇しました。脚でハトをがっちりつかまえて、羽をむしっているところで、くちばしには羽毛が!こちらに気づいて、落ち着かず、ハトをつかんで飛ぼうとしますが、メゾンの敷地境界フェンスのあたりまで持ってくるのが精いっぱい。メゾンの遊歩道を通る人(全然気づかない)も気になったようで、ついにはハトを放して、敷地境界杭まで跳ね上がると、そこから東の雑木林に向けて飛んで行ってしまいました。一部始終を写真とビデオに収めることができたので、共有させていただきます。