私たちの事業対象地・ムファンガノ島は東アフリカ最大の湖、ビクトリア湖に浮かぶ小さな島です。人口はおよそ20,000~25,000人。農業や漁業が中心産業で、特に漁業が盛んです。色とりどりの綺麗な鳥や、雄大な自然に囲まれた素敵な島です。
ムファンガノ島が属するケニアのホマベイ郡は、ケニアの中でも特にHIV感染率が高いです。中でもムファンガノ島は、感染率30%にも達するというデータもあります。
>>>エイズ問題を知る
「性行為で魚を取引するケニアの女性たち」
HIV感染率が高い原因として、「魚を性交渉で取引する習慣がある」ことが挙げられます。漁師との性行為を条件として魚を割引された値段で売り買いする習慣が根付いています。漁師は移動性の高い職業であるため、一度HIVに感染してしまうと広範囲にどんどん感染を広げてしまう可能性があります。
私たちは島の最大の課題である
HIVの若者への感染を防ぐために活動を行っています。
本島まで船で1時間。
「アフリカの島」という珍しい地形のムファンガノ島は、
息を呑むような美しい自然に溢れています。