チャンスは春&秋の年2回!
チチェンイッツァ遺跡の
『ククルカンの降臨』観測レポート
チチェンイッツァ遺跡の
『ククルカンの降臨』観測レポート
年始の鶴巻の投稿から早いもので3か月が経ちました!
MTFでは先日、年に2回のみの特別ツアー『ククルカンの降臨ツアー』が催行されました。
今年の春分の日(3月20日)は気持ちいいほどの快晴!ツアーに参加されたお客様も無事観測をお楽しみいただけました。
2026年度は3月21日・22日が土日だったこともあり、遺跡では『ククルカン降臨』の観測の時間に合わせ
民族舞踊のパフォーマンスや多言語での遺跡の説明が行われるイベントが催されました。
今回は私、遠藤が22日に観測を行った際のレポートをお送りします!
2026年秋、あるいは来年以降のご旅行を検討されている方の参考となりましたら幸いです。
そもそも『ククルカンの降臨』とは?
「ククルカン」とはメキシコ南部から中米にかけて栄えたマヤ文明の創造神。羽毛の生えた蛇の姿をしていると言われます。
チチェンイッツァ遺跡にある「エル・カスティージョ」と呼ばれる建物、通称「ククルカンのピラミッド」は
ククルカンを祀る神殿として8~12世紀の間に建立されたと言われています。
「ククルカンのピラミッド」では年に2回、春分・秋分の日の時期に日差しが建物の北西の角に当たると、
階段の欄干とピラミッドが作り出す三角形の影と、ピラミッド北側に置かれたヘビの頭の像とがつながって
まるで天から地上へ蛇の神・ククルカンが這い降りてくるかのように見える現象『ククルカンの降臨』が出現します。
古来のマヤの人々はこの現象によって、農作物の種まきや収穫時期を見定めていたと言われています。
遺跡駐車場も長蛇の列!
15:30頃 多くの人が待機中
15:40頃 うねりはなし
15:50頃 上部に影が!
~レポート➀:15時台~
『ククルカンの降臨』がきれいに観測できる時期の目安は、春分・秋分の日の前後1~2日、時間は15:50ごろ~16:50ごろ。
今回観測を行った3月22日は特別に入場時間が延長されていて17:00まで滞在できましたが、
春分・秋分の日より早い、あるいは遅い時期の訪問だと、通常の営業時間通り
遺跡が16:30で閉園してしまい、最後まで観測できないケースもあります。
降臨の完成まで見届けたい方は春分・秋分の日当日やその直近の日程を狙いましょう。
今回、私が遺跡内に入場したのは15:30ごろ。ピラミッドの北西の角あたりでは
すでに場所取りをする観光客で人だかりができていました。
ピラミッドから5m離れたところに縄で囲いがされていて、その外側で待機・観測するようになります。
前列で待機する方は地面に座って、16時を過ぎたころからは日よけの傘なども閉じるように指示されるので要注意!
15:40の時点では光と影が直線で分断されたような、うねりは全く見られない状態でしたが、
10分ほど経つと、一番上の段に徐々に影が盛り上がってくるように見えてきました。
16:00 中段にも影が!
16:10 影が徐々に増えます
16:20 あまり変化なし?
途中で伝統舞踊の披露も
~レポート➁:16時台前半戦~
16:00ごろ、太陽が一瞬だけ雲に隠れましたが、すぐに復活!
角の丸いうねりが3~4つほど確認できるようになってきました。
(晴天でも太陽が雲に隠れてしまうと見られなくなってしまう、非常にデリケートな現象なので太陽が出て一安心)
16時台前半は上段に注目してみてみると、徐々に三角形の影の部分が増えているのがよく分かります。
16:30ごろになると上の2段のヘビのうねりはほぼ完成、
下の段のみ少しヘビの胴体が太目に見えていました。ここまでくれば完成まであと一歩!
16:30 少し下段が太めな蛇
16:45 喉元の影がはっきり!
16:50 遠目からも蛇の姿が
最初との違いは一目瞭然!
~レポート③:16時台後半戦~
16:30を過ぎると、蛇の形の影はどんどん完成形に近づいていきます。
16:40になると蛇の喉元の影がぐっとせりあがってきて、下段の形が非常にはっきりしてきます。
16:45~16:50頃には全部で7つの美しいうねりが現れ『ククルカンの降臨』が完成!
完成まで見届けられるのはやはり特別営業日ならでは。
MTFの『ククルカン降臨ツアー』なら特別営業時間に合わせたスケジュールでの催行なのでご安心を。
次のチャンスは2026年9月23日の秋分の日、日本ではシルバーウィーク5連休の最終日です。
神秘的な『ククルカンの降臨』を目撃したい方、ご参加お待ちしております!