"息を呑むほど、ロック"


テレビの音楽番組を見ながら呟く、

「つまらない」「昔は良かった…」


ふと流れたKISSを聴いて想う、

あの時代、僕たちはロックに魅了されていた


まるで子供に戻ったかのような高揚感

心臓の高鳴りを掻き消すほどの轟音

世間への憤りが体現されたかのような爆発

息が詰まるほどのヒリヒリ感

目がくらむ程の輝きへの憧れ…


そんな黄金の時代を継承した音楽が

今、此処で鳴っていた


もう一度、あの息を呑むほどの熱狂へ戻ろう


僕たちは、確かめなければ

Methuselahというロックを