※フォームでのお申し込みが必要ですので最後までお読みください。
★クラス内容
ヨーガ文献では、人間の体や心を含む、この宇宙の全ての多様性は、
サットヴァ・ラジャス・タマスという3つのグナ(質)の
割合によって構成されているという説明モデルが使われています。
個人の心身を構成しているこの3つのグナの中で、
サットヴァの質が優勢であるとき、
心の霧は晴れて、平穏、幸せ、正しい知識が得られます。
ゆえに、曇りの無い心で正しい判断をするために、
安らかな心で毎日を豊かに生きるために、
そして、ヴェーダーンタが教えるモークシャを正しく理解するためには、
サットヴァを優勢にするように努めることは、必要不可欠です。
サットヴァを優勢にするための行いを選びとる生き方、
それをヴェーダーンタではヨーガと呼びます。
今回の勉強会では、バガヴァッドギーターの17章・18章で教えられている、
サットヴァを優勢にする生き方についてのシュローカを勉強します。
これらのシュローカを学ぶことにより、
毎日の生活の中で、サットヴァを優勢にする行いを選択できるようになり、
毎日の生活そのものが、精神的な成長を助けてくれる「ヨーガ」となります。
また、これらのシュローカのチャンティングをすることそのものが、
自分のサットヴァのクオリティーを優勢にするためのお祈りとなります。
ゆえに、今回の勉強会では、サンスクリット語のシュローカの正しい発音もきっちり学びます。
★スケジュール
9:30~ 受付(9:50までにお越しください)
10:00~11:15 クラス①
11:15~11:30 休憩
11:30~12:45 クラス②
12:45~14:00 昼食
14:00~15:15 クラス③
15:15~15:30 休憩
15:30~16:45 クラス④
質疑応答は随時行いますので、質問は紙に書いて質問箱に入れてください。
★講師:Medha Chaitanya(メーダー・チャイタニヤ)先生
元在米システムエンジニア。スワミ・ダヤーナンダ・サラッスヴァティーの直弟子。
インドの聖地リシケシにあるスワミ・ダヤーナンダ・アシュラムでヴェーダーンタとサンスクリット語文法の勉強を始める。その後、タミルナードゥ州にあるArsha Vidya Gurukulam にて恩師の主催する長期(3年半)コースにて、ヴェーダーンタの三大聖典を学ぶ。コース修了後は翌年から始まった同コースにおいて、日本人初の教員として、伝統的なヴェーダーンタを学ぶ為に世界中から集まった生徒達に、サンスクリット語文法やシャンカラーチャーリヤのバーシャ(聖典の解説書)などの文献の読解法を毎日指導している。これらの経験を活かし、伝統を受け継ぎ教え継ぐ為の人生を選ぶ。
文法書や祈り、ヴェーダーンタの入門書など、著書多数。
★参加費:会場運営費 2,000円
会場運営費にダクシナー(先生へのお礼)は含まれていませんので、希望される方は封筒に入れて最後に先生へ直接お渡しください。
「ダクシナー」とは、ヴェーダ、ヴェーダーンタの知識と教えの伝統に対して、尊敬と感謝の心を育て、それを表現する方法です。伝統の教えの中に、自分が見いだせた価値観を、表現する方法とも言えます。このダクシナーという方法により、ヴェーダ、ヴェーダーンタの教えの伝統に対する、先生と生徒のあるべき正しい姿勢は守られてきました。恩師スワミ・ダヤーナンダ・サラッスヴァティーをはじめとする伝統の教えを受け継ぐ先生方は、このダクシナーという伝統的な方法を大切に守っていらっしゃいます。
※運営費に余剰があった場合は今後のヴェーダーンタ学習活動や国内外の支援活動に寄付いたします。
★昼食は伝統にならい「アンナ・ダーナン(食事の無償提供)」をいたします。
事前に人数を確定する必要がありますので、ご予約、キャンセルは3月31日までにお願いいたします。※やむを得ず直前にキャンセルをされる方は、必ず前日の午前中までにご連絡をください。
※肉魚卵・出汁など動物性のものの持ち込みはご遠慮ください(乳製品はOKです)。お菓子などを持参される場合は原材料のご確認をお願いします。
※食物アレルギーがある方はご予約時にお知らせください。
※昼食は強制ではありませんので持参される方はお知らせください。
※スポンサー(食事代の寄付をすること)を希望される方は、当日承ります(受付時にお申し出ください)。金額の多少にかかわらずご協力を歓迎いたします。スポンサーをされた方は当日会場にてお名前を掲示、もしくは読み上げます。(匿名も可能です)
●ダクシナー、ダーナ、ビクシャーなどの言葉については、こちらを参考にしてください。
http://medhamichika.blogspot.com/2017/07/blog-post_17.html
●食事のマナー、配膳については、こちらを参考にしてください。
http://medhamichika.blogspot.com/2018/04/Indian-table-manner.html
Medha先生のコメントより:
「私個人の願いから、私の勉強会で集まったダクシナーは、日本とインドで健全で豊かな社会づくりに貢献している団体、そして私がお世話になった先生方への寄付に使われています。」
***以下、Medha先生のBlogより引用***
【クラスに参加される方へ】
ヴェーダーンタやサンスクリット、チャンティングを勉強する人は、
インドの宗教的基準に沿って生活していることが前提となっています。
日本でも出来ることなので、この機会に是非実践してみてください。
1.ヴェジタリアンであること
自分の考えと、アヒムサーが根底にある普遍的価値(ダルマ)との間に、衝突や矛盾があると、与えられた知識を正しく理解できなくなります。よって、不必要な殺生を極力避けるための食事の選択は、おのずとヴェジタリアンになります。たんぱく質は植物性で十分です。この機会に自分の身体で確かめてみてください。考えの明瞭さを奪うので、お酒や薬物、玉ねぎやニンニクなども摂取しません。
2.清潔であること
クラスの前には入浴を済ませ、洗濯された新しい衣服を着けます。
前の日に着た服を着るという習慣は、こちらにはありません。
心を清潔に保っておくことも、毎日の習慣として必要です。
3.祈りのある生活をしていること
教えを受けられること、それを正しく理解できること、
これらには全て、多大なプンニャ(善行の結果)が必要です。
祈りは、ヴェーダーンタやサンスクリットを勉強する為に必要な、特別なプンニャを生む行為です。また、祈りによって培われた平和で客観的な心は、日常生活で正しい選択をするときにも必要です。毎朝・夕、祈りを取り入れてください。
【ご予約・お問い合わせ】
※4月7日(日)ご予約フォームからお願いいたします。担当:vaanii
https://goo.gl/forms/BKG2GEoMAh0Y61j13
ご予約締切:3月31日(日)
フォーム送信後、担当者から折り返しメールが届いた時点で予約完了となります。
3日以内にメールが届いていない場合は予約フォームが適切に送信できていない可能性がありますので、お手数ですが直接 vaaniideviあっとgmail.com までご連絡ください。また携帯電話・スマートフォンのアドレスをご利用の方は受信できるように設定をお願いいたします。
★ご予約について
・お席には十分余裕がありますので、ゆっくりご検討の上お申し込みください。
・キャンセルはできる限り早めにご連絡をお願いいたします。
皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。