ミッション紹介
Mission Day函館の24の公式ミッションをご紹介します。
ミッション取り上げている施設の一部は、営業時間の制限や拝観料・入館料が必要ですが、ミッションデーミッションはこれらの制限を受けないポータルのみで構成しています。
① MD 2024: Hakodate, 函館大門
<函館駅前エリア>
函館遊郭の「大門」に由来する大門地区は、かつて北洋漁業の漁労者、市場の労働者、連絡船と国鉄を乗り継ぐ人々が集う盛り場であった。時代の流れと共に人の流れも変わり、空店舗や空地も目につくが、域内の飲食店や商店街が連携し、屋外での日常的な賑わいを創出するべく、空きスペースを活用して屋台村が誕生。居酒屋、焼鳥、ジンギスカン、ラーメンなど個性豊かな店が集まり、地元市民をはじめ、多くの観光客が訪れる。
スタートポータル:函館市電 松風町駅(DY16)
見どころ:函館大門横丁
② MD 2024: Hakodate, 函館駅から青函連絡船へ向かう
<函館駅前エリア>
函館駅から函館湾に向けて緩やかなカーブを描いて伸びるプラットホームの先に、青函連絡船「摩周丸」が往時の姿で係留されている。船内見学のできる博物館船として、資料や備品が多数展示されている他、操舵室や通信室がほぼ当時の姿で残されている。津軽海峡を渡る大勢の人達が船と駅を行き交い、大いに賑わいを見せた往時の光景がありありと浮かび上がる。
スタートポータル:JR函館駅
見どころ:函館市青函連絡船記念館摩周丸
③ MD 2024: Hakodate, 函館朝市
<函館駅前エリア>
約250軒の店舗が軒を連ねる函館朝市は、海産物をはじめ野菜、果物、お菓子、珍味など、函館のあらゆる味覚が集まる巨大な市場である。鮮度抜群の海鮮丼やイカ釣り体験などが味わえる観光スポット。三方を海に囲まれ豊富な魚介類で育った函館市民の生活にも市場は深く結びついている。
スタートポータル:来馬商店
見どころ:函館朝市どんぶり横丁市場、元祖活いか釣堀、函館朝市ひろば
④ MD 2024: Hakodate, 土方歳三最期の地
<函館駅前エリア>
戊辰戦争(1868-1869)で土方歳三は新選組を率いて各地を転戦し、厳しい状況下でも決して諦めることなく戦い抜き、箱館戦争では五稜郭の防衛戦において奮戦し新政府軍の銃弾を受けて戦死したとされる。最期の地については若松町にあった「一本木関門」が有力な説とされ、跡地に近い若松緑地公園の中に「土方歳三最後の地碑」が建立されている。
スタートポータル:ハコビバ入り口の門
見どころ:土方歳三最期の地碑
⑤ MD 2024: Hakodate, 函館十字街
<ベイエリア>
「十字街」と呼ばれる地区は、大正期に建てられ今も残る建物を活用した施設や店が多く集まり、利用者が絶えない人気エリア。南部坂にある大正12年(1923)築の旧丸井今井百貨店函館支店の建物は平成19年(2007)に地域の交流施設として改修され、館内には東北以北最古の手動制御エレベーターも現存している。
スタートポータル:十字街電停
見どころ:函館市地域交流まちづくりセンター(旧丸井今井百貨店函館支店)
⑥ MD 2024: Hakodate, 金森赤レンガ倉庫
<ベイエリア>
金森赤レンガ倉庫は、明治に建てられた7棟の赤レンガ倉庫を利用した複合施設の総称。函館四天王と言われた渡邊熊四郎氏が、営業倉庫業「金森洋物店」の開業を始祖として隆盛をみる。時代の流れと共に衰微し一時期はその存在を危ぶまれたが、昭和後期になり時代を映す貴重な建築物として脚光を浴び、この地域を含め“重要伝統的建造物群保存地区”に、また街並みは“北海道遺産”に選定された。
スタートポータル:はこだて明治館(旧函館郵便局舎)
見どころ:函館ヒストリープラザ
⑦ MD 2024: Hakodate, 末広町の資料館群
<ベイエリア>
市電「末広町」電停周辺には北方民俗資料館、市立函館博物館郷土資料館、函館市立文学館、北島三郎記念館などの資料館が点在する。函館出身の北方民族の研究者の成果、ゆかりの文学者の著作、大物演歌歌手、明治大正期のハイカラ文化に触れることができる。
スタートポータル:Mariner's Propeller
見どころ:市立函館博物館郷土資料館(旧金森洋物店)
⑧ MD 2024: Hakodate, 基坂を上る
<元町・函館山エリア>
市民から「お役所坂」「御殿坂」の名で親しまれた基坂。起点には明治天皇御上陸記念碑があり、ペパーミントグリーンの相馬株式会社社屋が右手にある。坂の上には青灰色と黄色の旧函館区公会堂を見ながら、左手の旧イギリス領事館、右手のペリー提督来航記念碑を越えると、坂の突きあたりの元町公園に到着する。
スタートポータル:はこだて観光案内
見どころ:旧イギリス領事館
⑨ MD 2024: Hakodate, 元町公園
<元町・函館山エリア>
享徳3年(1454)室町時代に亀田郡領主河野政通による「箱館」築城に始まり、松前藩時代の亀田番所、幕府直轄時の箱館奉行所、明治以降は開拓使、1950(昭和25)年まで渡島支庁と、約500年に亘り蝦夷地・北海道の行政統括、道南の行政の中心であった。旧函館区公会堂を始めとする明治洋風の建築物。歴史的建築物が多く所在。これらが醸し出す異国情緒は函館の大きな魅力。
スタートポータル:函館元町公園(正面入口)
見どころ:元町公園、旧函館区公会堂
⑩ MD 2024: Hakodate, 北海道最古の神社「船魂神社」
<元町・函館山エリア>
保延元年(1135年)平安時代、良忍上人という高僧がこの地に着き、ここは神霊の宿るところと里人に言い伝え、海上安全を願って祠を祀ったとされる北海道最古の神社。古くは観音堂、江戸時代には船魂大明神として祀られた。函館市民からは「ふなだまさん」の愛称で親しまれ、船の守護神として全国各地から海上安全、航海安全を願う船に関わる人々が足を運ぶ。
スタートポータル:Statue
見どころ:船魂神社
⑪ MD 2024: Hakodate, 函館は異空間「元町教会群」
<元町・函館山エリア>
港ヶ丘通りを歩き、元町教会群へ向かう。老夫婦が手を繋いで踊る”八幡坂”を過ぎて「日本の道百選」の“大三坂”が交差する地点に「カトリック元町教会」「函館ハリストス正教会」「函館聖ヨハネ教会」の教会と「東本願寺函館別院」の並び立つ所に着く。ロシア、フランス、イギリスの教会と日本の寺院が向かい合って並ぶさまは、異国情緒どころか異空間の様相すら感じられる。これこそ函館の魅力たる所以である。
スタートポータル:八幡坂
見どころ:八幡坂、函館ハリストス正教会
⑫ MD 2024: Hakodate, 函館山と函館護国神社
<元町・函館山エリア>
函館山から見える市街地方向の夜景は「百万ドルの夜景」「日本三大夜景」として有名。山頂へは登山道や交通網が整備され、徒歩、乗用車、路線バス、ロープウェイで登ることができる。函館護国神社は箱館戦争で殉難した政府軍兵士を祀る招魂社として創建。のちに函館護國神社と改称。箱館戦争から太平洋戦争に至る道南の戦没者を祀る。朱色の大鳥居からの眺望は見事で、現在では縁結びの宮としても親しまれる。
スタートポータル:土木学會選奨土木遺産
見どころ:函館山ロープウェイ、箱館護国神社
⑬ MD 2024: Hakodate, 啄木通りと青柳坂
<元町・函館山エリア>
明治40年(1907)5月、21歳の石川啄木は、故郷岩手県を離れ函館の青柳町に移住。函館での生活は、多数の友達と交友を持ち、勤務先を得て離散した家族を函館に呼び寄せたりと、明るく楽しいものであったらしい。同年8月の大火に見舞われ、函館での生計と住処を失った啄木は、以後北海道を転々と流浪するという不遇を託つ。啄木通りを歩き、函館の青柳町時代を懐かしく思う心情を詠った歌碑を目指す。
スタートポータル:石川啄木歌碑
見どころ:石川啄木の歌碑
⑭ MD 2024: Hakodate, 函館公園
<元町・函館山エリア>
函館公園は明治12年と日本で最も早い時期に設置された都市公園。公園自体が国登録文化財の登録記念物(名勝地)に指定されている。園内にある市立函館博物館は開拓使仮博物場を前身とした国内で最も歴史のある地方博物館。旧函館博物館の建物2棟など園内の建築物や石川啄木の石碑、世界に一つだけのデザインマンホールなどがある。
スタートポータル:海山奇勝
見どころ:函館公園
⑮ MD 2024: Hakodate, 国内現存最古の空中観覧車
<元町・函館山エリア>
園内の「こどものくに」にある空中観覧車は、昭和25年(1950)に七飯村の大沼湖畔に造られ、昭和40年(1965)に函館公園に移設された国内現存最古の観覧車であり、令和元年(2019)国の「有形文化財」に登録された。
スタートポータル:龍神池
見どころ:函館公園こどものくに
⑯ MD 2024: Hakodate, 函館八幡宮と谷地頭温泉
<元町・函館山エリア>
亀田郡の領主であった河野政通が函館・元町に館を築く際、鎮守として八幡神を勧請したことに始まる。明治13年から現在地に鎮座。津軽海峡を望む景勝の地にあり、境内は函館山の樹林に囲まれる。本殿は聖帝八棟造りであり威厳のある外観が特徴。なお、途中の谷地頭温泉は地元の人がこよなく愛する温泉。気どらない雰囲気が魅力。朝の6時から営業しているので是非、入湯をお勧めする。
スタートポータル:函館市電 谷地頭駅 (Y26)
見どころ:函館八幡宮、谷地頭温泉
⑰ MD 2024: Hakodate, 宝来町~銀座通りの歴史
<元町・函館山エリア>
何度も大火に見舞われた函館市民は、銀座通りの道路区画を防火線を兼ねた広い道幅とし、建築物をレンガ造り・鉄筋コンクリート造りの耐火不燃建築に統一。大正~昭和初期にかけて、大正モダニズム溢れる景観を誇り、東京以北最大と称される大歓楽街となる。それから時を経た現在、当時の建物は10棟程残っている。宝来町電停から銀座通りを闊歩し、往時の繁栄を残滓を感じて欲しい。
スタートポータル:高田屋嘉兵衛像
見どころ:銀座通り
⑱ MD 2024: Hakodate, 厳島神社
<ベイエリア>
市電・函館どつく前電停そばにある厳島神社は、創建は江戸時代前期といわれ、以前は弁天社と称されていた。弁天社は明治4年(1871)に市杵島(いちきしま)神社と改められ、のちに厳島神社と改称。何度か場所を変え、一時は海中に島をつくって祀った時代もあったが、幕末に現在地に移る。現在の建物は明治40年(1907)の大火後、大正時代に建てられたもの。
スタートポータル:函館市電 函館どつく駅 (D23)
見どころ:厳島神社
⑲ MD 2024: Hakodate, 古戦場函館五稜郭街道
<元町・函館山エリア>
五稜郭公園へは市電五稜郭公園前で下車し、古戦場函館五稜郭街道の標柱の立つ繁華街を北へ500m程歩く。函館市の中心都市機能が集積する五稜郭地区だが、ここはかつて箱館戦争で、旧幕府軍と明治新政府の両軍が血で血を洗う激戦を繰り広げた戦場であった。毎年5月に箱館五稜郭祭が行われ、維新行列や土方歳三コンテスト、五稜郭開城セレモニーなど、街ぐるみで若き命を落とした志士たちをしのび、五稜郭の歴史を伝えている。
スタートポータル:古戦場函館五稜郭街道
見どころ:若き星たち
⑳ MD 2024: Hakodate, 特別史跡五稜郭跡
<五稜郭エリア>
五稜郭は、開港の際に幕府が築造した稜堡式城郭。箱館戦争の最後の舞台となり、幕末~明治維新にかけての歴史上重要な遺構である。大正11年(1922)に国指定史跡とされ、昭和27年(1952)には北海道唯一の特別史跡に指定。昭和60年(1985)から郭内の遺構調査が進められ、平成22年(2010)庁舎全体の建築面積の3分の1ではあるが、当時と同じ場所、伝統工法、同じ材木を使用して御役所庁舎が復元された。
スタートポータル:五稜郭タワー
見どころ:五稜郭タワー、特別史跡五稜郭跡
㉑ MD 2024: Hakodate, 函館美術館と北洋資料館
<五稜郭エリア>
函館美術館では「道南(北海道の南部)ゆかりの美術」「書と東洋美術」「文字と記号に関わる現代美術」という3つのテーマを掲げている。
隣接する北洋資料館では、函館と縁が深い北洋漁業についての充実した資料や展示があり、詳しく知ることが出来る。また、操舵室を再現したシミュレーターがある「北洋航海体験室」では、北洋漁業の荒波を体験することができる。
スタートポータル:皇太子殿下行啓記念碑
見どころ:北海道立函館美術館、北洋資料館
㉒ MD 2024: Hakodate, 函館と馬の古くて熱いつながり
<湯の川エリア>
函館と馬の繋がりは古い。文久2年(1862)頃には祭典余興で競馬が行われていた記録がある。初夏の風物詩「函館競馬」が行われる函館競馬場は、現存最古の競馬場であり、国内唯一の馬専用の温泉がある。また市電も馬車鉄道が発祥である。駒場車庫は歩道から車両の様子や停留場へ向かう車両の姿を間近で見られる。併設の乗車券売場では1日・2日乗車券のほか、市電関連グッズを販売している。
スタートポータル:函館競馬場
見どころ:函館競馬場、函館馬車鉄道記念碑
㉓ MD 2024: Hakodate, 湯の川温泉で心身回復!
<湯の川エリア>
湯の川温泉の特徴は、無色透明でサラリとした入り心地のお湯で、効能に優れるナトリウム塩化物泉、カルシウム塩化物泉を豊富に含むため、保温効果が高く、湯冷めしにくいお湯と言われている。 源泉は約65度と高温のため、適温にして供給する方式をとっており、天然温泉をそのまま楽しめるのが魅力。日帰り入浴もとても充実しているので、是非とも入湯をお勧めする。
スタートポータル:湯の川温泉電停
見どころ:湯の川足湯
㉔ MD 2024: Hakodate, 松倉川と湯倉神社
<湯の川エリア>
享徳2年(1453)、室町時代の頃、きこりが家に帰る途中に温泉を発見。この温泉で湯治をすると病気が治癒したので、お礼に小さな祠を建てて薬師如来を安置したのが湯倉神社の起源。さらに時代が下り松前藩第九代藩主高広が幼少の頃、重い病にかかり、母親の夢のお告げによってこの温泉に入浴したところ快癒したという故事があり、神社にはこのお礼として奉納された鰐口(わにくち)が今も残っている。
スタートポータル:コーヒールームきくち
見どころ:湯倉神社