My Journey with Clayton
My Journey with Clayton Picks
17歳の時、私はギターに強く惹かれるようになりました。
しかし、当時はすぐにギターを手に入れることができませんでした。
それでも、いつか自分の手でギターを奏でる日を信じ、音楽理論を学びながら、その時を待ち続けました。
そして、初めてギターを手にした後、演奏を続ける中で、憧れていたギタリストたちが使用していた機材や道具にも自然と興味を持つようになりました。
その中で出会ったClayton Pickは、やがて私自身の音楽表現を支える大切な存在になっていきました。
ギターを弾き始め、演奏を続ける中で、私は自分に合う音やフィーリングを求め、さまざまなピックを試してきました。
ピックは小さな道具ですが、ギタリストにとっては指先と弦をつなぐ大切な接点です。
そのわずかな違いが、音の立ち上がり、ニュアンス、ダイナミクス、そして演奏時のコントロール感に大きく影響すると感じていました。
1990年代後半、数あるピックの中で出会ったのが、Clayton Acetal Standard .63mmでした。
初めて手にした時、まず印象に残ったのは、その存在感でした。
イーグルをモチーフにしたClaytonのロゴデザインは、単なる道具ではなく、ギタリストのために作られた特別なアイテムのように感じられました。
そして実際に弾いてみた時、その感覚はさらに深まりました。
弦に触れた瞬間の自然なレスポンス。
ピッキングの強弱や角度の変化が、そのまま音の表情として返ってくる感覚。
まるでピックが自分の指先の一部になったかのように感じました。
少し大げさに聞こえるかもしれません。
しかし、その感覚は約30年経った今でも変わっていません。
Clayton Acetal Standard .63mmは、単に弾きやすいピックというだけではなく、自分の思い描くギター表現を音へ届けるための大切な存在になりました。
長い音楽活動の中で、もちろん多くの優れたピックに触れる機会もありました。
それぞれに素晴らしい特徴があり、ギタリストによって求める感覚も異なると思います。
しかし、私にとってClayton Acetal Standard .63mmは特別な存在でした。
長年弾き続ける中で、ピックを意識することなく演奏に集中できる感覚。
自分の指先の動きやニュアンスを、そのまま弦へ伝えてくれるような一体感。
気がつけば、Clayton Acetal Standard .63mmは単なる「選んだピック」ではなく、自分の身体感覚の一部となっていました。
30年の歩み、変わらなかったもの
音楽を続けていく中で、環境や制作スタイルは少しずつ変化していきました。
新しいギターとの出会い、機材の変化、演奏スタイルの変化。
その時々で、自分自身もギタリストとして成長し、表現したい音楽も変わっていきました。
しかし、その中で変わらず手元にあり続けたものがあります。
それが、Clayton Acetal Standard .63mmでした。
音楽は、私にとって単なる創作活動ではありませんでした。
人生の中で苦しい時期を経験した時、音楽は自分を支え、前へ進む力や希望を与えてくれました。
ギターを手に取り、音を奏でる時間は、ただ演奏するためだけのものではなく、自分自身と向き合い、再び歩き出すための大切な時間でした。
そして、その瞬間にもいつも私の指先にはClayton Pickがありました。
ピックを握り、弦に触れ、音を奏でる。
そのひとつひとつの瞬間が、自分自身と向き合い、前へ進むための大切な時間になっていました。
長い年月の中で、Claytonは単なる演奏のための道具ではなくなっていきました。
それは、自分の音楽表現を支える大切なパートナーであり、苦しい時も、前へ進もうとする時も、いつもそばにあった存在です。
約30年という時間を共に歩んできたClayton Acetal Standard .63mmは、今では単なるピックという存在を超え、自分の音楽人生、そして自分自身の身体感覚の一部と言えるほど大切な存在になっています。
Clayton Artistへ
約30年前、ひとつのピックとの出会いから始まったClaytonとの歩み。
長い年月の中で、Clayton Acetal Standard .63mmは、私の演奏を支える道具から、自分の音楽表現に欠かすことのできない存在へと変わっていきました。
そして2026年、その長い歩みは新たな節目を迎えました。
正式にClayton Artistとして活動する機会をいただいたことは、私にとって単なる新しいスタートではありません。
それは、長年信頼し続けてきたブランドと、自分が歩んできた音楽への想いがつながった、大切な瞬間でした。
ギターを始めた頃に抱いた憧れ。
音楽を通じて経験してきた数々の出来事。
そして、約30年にわたり共に歩んできたClayton。
その長い時間の先で、今こうしてClayton Artistとして新たな一歩を踏み出せることを、心から嬉しく思います。
これからも、ひとつひとつの音に想いを込め、自分が信じるギター表現を追求しながら、聴いてくださる方の心に届く音楽を届けていきます。
Claytonと共に歩む新たな章が、ここから始まります。
Thank you, Clayton, for being part of my musical journey.
The journey continues.
July 19, 2026
Masanori Handa