MESSAGE


研究室所属を考えている学生さんへ

研究室候補の一つとして考えてくれてありがとう。

もし自分が学生だったら、おもしろそうな研究室が多くて、目移りしてなかなか決めるの困ると思う。もしアドバイスができることがあるとしたら、研究室の雰囲気やボスとの相性が大事だと思う。なので、うちの研究室に限らずなるべくコンタクトして、話をしてみるといいと思うよ。


正木研究室について

私たちの研究室の強みは核酸化学です。

核酸はおもしろい分子で、リン酸・糖・ヘテロ環という、ちょっと複雑で、有機化合物のエッセンスをすべて混ぜあわせたような分子なのに、地球上のすべての生物が持っていて、塩基対という特徴的な相互作用を通して、情報をやり取りしている、すごくない?

私たちの研究室では、有機化学・核酸化学の視点から核酸医薬品の課題にアプローチしています。強みである有機化学・核酸化学を軸に、分子生物学、物理化学、計算化学、バイオインフォマティクスなど、いろいろな分野を融合し、研究の先にある社会的課題を見据えながら可能性を追求しています。奥深くて楽しい分野です。

基礎知識に不安がある?大丈夫。誰しもが知らないところからスタートです。知らないこと、わからないことを学ぶのが大学です。すべてを一人でできるようになる必要もないです。自分の強みを見つけられる、強みを伸ばせる、そういった研究室にしたいと思っています。 一つの強みに加えて他の分野の言葉もわかるようになれば、将来チームとして大きな課題に立ち向かう時に役立つはず。研究テーマは、基本的には研究室の強みである有機化学を中心とした核酸医薬関連テーマにしたいと思ってます。

学会発表は積極的に行いたいと思っています。自分の研究をまとめて発表する、同年代の発表を聞くというのはすごく刺激になるし、成長につながると思っています。

一緒に核酸の可能性を追求してみませんか?