ライン上にいること
雪やダートのほうがわかりやすいと思いますが、"自分が思う"理想のライン上に"自分が思う"理想の姿勢で維持させることを意識すると色々な発見があります。
始めての道でも速く走れたり、路面変化に強くなります。
路面は傾斜、ギャップ、轍など一定ではありません。それでも理想のラインに乗せるためには例えば以下が必要です。
【目視でこれから起こる変化を予想する】
「斜めに横断するようにギャップがあるから、このあとフロントが抜けて外にいく」とか
基本はこれまでの経験則から"頭で考えて"未来を予測し、事前に対処します。
普段の運転でも言われる「認知・判断・対処」ですね。
とはいえ、どんどん高速で次がやってくるので目線も重要です。
これは様々な路面を経験し"頭で理解すること、記憶すること"で向上すると思います。
・とにかく走行距離を増やす
・様々な路面変化に対し、仮説、検証、理解、実証する
【その場で起こる変化に対処する】
見えなかった。経験則になかった。高速で処理判断が追いつかない。といった場合は
その場で対処することになります。
「リアが流れたからカウンターステアを当ててアクセルを踏む」とか
無意識に行うレベルの対処です。
全自動とも言えますね
コーヒーを飲むときに「腕を動かして、コップの取手を人差し指で掴んで・・・」などと考えずに、かつ失敗せずに、繰り返し同じ動作を行えるようにしておくことに近いと思っています。
・とにかく走行距離を増やす
・同じこと反復して、とにかく走行距離を増やす
といった練習で向上すると思います。
雪道は低速でその練習が出来るのでオススメです。
【そもそも理想のラインと姿勢とは】
合っているかは別にして、"自分が理想とする"ラインがあるからこそ「ラインから外れそう」「姿勢バッチリ」と認識することができます。
ぼーっと走っていたら上記2つは身に付きません。
自分がどこにいて、自分が何をしたいのか自問自答します。
正解のラインと姿勢が分かっていればそのままタイムアップして効率が良くなりますが、難しいです。
コーナー、路面状況によって異なります。
【結果どうする】
走行距離を増やす事が一番わかりやすいです。
プライベーターなので確保できる距離・時間は限られていると思います。
限られた走行距離に対し、効率を上げたいとそのうち考えるようになります。
また、このラインと姿勢の考え方は普段の生活にも応用できると思ってます。
ちょっと頑固者になっちゃいますけどね
2024/12/31 Manabu NAITO