#387 ミュートできる社会
8月31日朝刊の「つながり細る沖縄、自治を作り直す起点に 古波蔵契さん」という記事を読みました。
記事の中では、沖縄社会の変化として「政治や基地問題での連帯のゆらぎ、人々のつながりの希薄化、情報空間の分断」が言及されていました。本土に比べると政治的問題を抱えており、「何か問題が起きれば一つにまとまり声をあげるという政治文化は本土よりある」と述べられています。しかし、県民間のつながり意識が希薄化している要因として、東京科学大学の古波蔵契氏が情報環境の変化について述べている箇所がとても印象的でした。
「テレビやラジオが居間にしかなければ、一緒に見ている家族の意見は聞かざるを得なかった。しかし、1人に1台スマホの時代になり、気に入らない意見はノイズとしてミュートできるようになった。結果タコつぼ的な言論空間が散在し、互いに交わらない状況が生まれている。同じ県民でも、全く違った世界を見ていると思います。」
これは決して沖縄に限らない問題だと思いますし、沖縄でそうであるなら、いわんや東京もや、という気持ちになりました。
ちなみに、本日からゼミ合宿で軽井沢に来ています。こちらは少し寒いぐらいの気候です。