#385 フランス語のこの先
本日の朝日新聞の記事「増えるフランス語話者、3億9600万人に」がとても興味深かったのでまとめておきます。
記事によると、過去15年でフランス語話者は1.8倍に増えて3億9600万人に達したそうです。この背景にはアフリカの国々の存在があり、2050年には話者の9割がアフリカに暮らすという予測も出ています。アフリカでは西部や中央部を中心に教育、行政、ビジネスなどの公的な場で広く使われており、進学や就職にも欠かせない能力となっています。
最近では反フランスの意識からマリやニジェールなどで公用語から外す動きが見られ、他国の台頭によってフランスの影響力自体は相対的に下がってきています。それでも、人口増加や都市化、就学率の向上がフランス語話者の増加を強く後押ししているようです。
また、文学や思想などの歴史的な蓄積により、言語の規範や権威としての中心はフランスに残り続ける一方で、今後は音楽や映画などアフリカ発のフランス語文化が世界的な存在感を高めていく可能性も指摘されています。人口増加と経済成長が見込まれるアフリカにおいて、フランス語は企業活動の観点からも将来性が高い言語として注目されているようです。
参考
2026年8月20日. (今さら聞けない世界)増えるフランス語話者、3億9600万人に 佐藤章さん
https://www.asahi.com/articles/DA3S16536350.html
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