#311 いまだテレビが主流でも
今朝の朝日新聞の記事で、NHK放送文化研究所によるメディア利用に関する調査結果が取り上げられていました。記事によると、調査日(平日)に15分以上リアルタイムでテレビを見た人の割合が、10代から70歳以上までのすべての世代で減少したそうです。これは同じ調査方法を開始した1995年以降で初めてのことです。
実際の調査報告によると、前回まで減少が見られなかった60代以上の世代でも減少に転じていることがわかります。また、30代以下の層ではテレビを見る人の割合が5割を下回っており、テレビを見ない人が半数以上を占めています。特に6歳から19歳の層では、3割を切っている状況です。
その一方で、16歳から19歳の層(この層は変化なし)を除いたすべての世代において、インターネットの動画利用は増加傾向にあります。60代でも4人に1人が利用していることが明らかになりました。身近な例を振り返っても、その年代に当たる私の父母や叔父、叔母の利用頻度が以前よりも増している印象があります。
ただ、すべてのメディアを合わせた映像コンテンツへの接触自体は、2020年よりも減少している年代が多い状況です。テレビの視聴時間の減少分を、インターネット動画がすべて凌駕するほどには至っていないと考えられます。実際、国民全体を合わせると依然としてテレビの視聴時間が最長であり、記事でも「主流を占める」とされていることから、現時点ではテレビの影響力も残っていると言えます。
一方で、30代以下の世代においては、動画やネット、SNSが利用時間の主流となっています。そのため、近い将来にテレビとの主役の逆転が起きる可能性は高く、今後の変化が注目されます。
参考
朝日新聞(オンライン記事)
URL: [https://www.asahi.com/articles/ASV6J2H3PV6JUCVL010M.html]
NHK放送文化研究所 メディア利用に関する調査報告
URL: [https://www.nhk.or.jp/bunken-articles/yoron/pdf/20260617_1.pdf]
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