#265 グミ名観察
ゴールデンウィーク初日。やらなければならないことはありますが、せっかくの休日なので、近所の散歩に加えて少し足を延ばし、神保町の古書店巡りに行ってきました。
道中、エナジーチャージのために度々コンビニへ寄ったのですが、最近はグミの棚の存在感がどんどん増している気がします。グミ界の盛り上がり、恐るべし。
私は常々「UHA味覚糖 忍者めし 鉄の鎧」を食べてみたいと思っていたのですが、200円弱という絶妙な価格設定を前に「グミにこれだけ出すのは……」といつも気が引けてしまい、なかなか手が出せずにいました。ですが、今日は休日。意を決して買ってみることにしました。
「イメージと全然見た目が違うじゃないか」とツッコミを入れたくなりましたが、外側のシャリシャリ感と中のハードな食感は心地よく、長きにわたる「食べるか、食べないか」の自問自答にようやく決着をつけられたので、結果的には大満足です。
それにしても、これだけ商品が多いと名前のバリエーションも非常に豊かで、それらを眺めるのがグミ棚を見る一番の楽しみになっています。コンビニに行けば必ずチェックするのですが、あまりの数に名付けの資源が枯渇しているのか、毎度「えっ!?」と驚くようなネーミングに出会います。
以前、あの「カンデミーナ」がなぜか犬とコラボして「ワンデミーナ」になったときは、名前にグミの要素がひとかけらも残っていないじゃないかと驚きました。今はもう見かけなくなりましたが(まだあるのかもしれませんが)、今日確認したところでは「カンデミーナ スーパーベスト」や「Wインパクト」など、副題を添えるスタイルに進化しているようです。
そもそも「カンデミーナ(噛んでみな)」という対話型のネーミングは、グミ界では珍しい存在だと思っていました。ところが調べてみると、同じく対話型の「KAZITTE!」や、あるいは宣言型とでも言うべき「グミだよ。」といった名前も存在しています。
主流なのはやはり食感に言及したタイプで、「しゃりもにグミ」「つぶもっちぐみ」「むにょる」「Mochu モッチュ」「STRONG」「しゃりin」「TOUGH タフグミ」などがひしめき合っています。見た目に寄った「つぶグミ」や「フェットチーネグミ」も定番でしょうか。
一方で、思わず「これは……」となってしまうのが、ドーナツの形を模した「モチド」や、あのチーズを彷彿とさせる「さけるグミ」など。もはやミスドやさけるチーズの真似ではないか……と思ってしまいますが、そのあたりの潔さもまた、今のグミ界の勢いといったところでしょうか。
こうした名付けについては、ぜひ川原繁人先生の著書『なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答える』を参照しながら考察を深めたいところなのですが、あいにく本を研究室に置いてきてしまいました。
こちらについては、また後日、改めて追記したいと思います。
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