#236 NearMeに違和感
最近、都内で見かける紫色のタクシー「NearMe(ニアミー)」という名前が、ずっと記憶に残っています。
最初はその文字を目にしたとき、直感的に「(私たちが)あなたのそばに」という意味で「Near You」の方が自然なのではないかと、どこか違和感を覚えたのがきっかけでした。これでは、「タクシー側の主体性や、サービスを提供する姿勢が見えにくいのではないか」などと話していたのですが、改めてこのサービスの性質を考えてみると、一つの可能性に思い至りました。
このサービスは単なるタクシー配車ではなく、同じ目的地へ向かう人同士で「シェア乗り」ができる仕組みを特徴としているようです。そうなると、私(乗客)のそばにいるのはタクシーという存在だけでなく、同じ車を共有することになる「他の乗客」も含まれているのかもしれません。乗客の視点に立ち、周囲に誰かがいてくれると捉えれば、このネーミングも案外ふさわしいのではないかという気がしてきました。
当初抱いた「視点がバグる」ような感覚が、サービスの仕組みを知ることで少し腑に落ちたような、そんな出来事でした。
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