#140 ミートゥー、ミースリー
昨日、先輩と話している中で、ふと出てきたのがドラゴンボールの英語吹き替えの話でした。内容自体はもう曖昧なのですが、何人かが順番に「自分も」と同意していく場面で、「Me too.」の次に「Me three.」が出てきて、それが妙に印象に残っている、という話を聞いたのです。
なんと私も、その前日に同じ表現に出会ったばかりでした。Stranger Thingsの新シーズンを(例によって)binge watchしていたときのことです。
【シーズン5の7話】
29:24 And if my theory's right,(仮説どおりなら)
29:26 he's gonna move worlds tonight.(今夜、動かす気だ)
29:28 Have I mentioned how much I hate your theory?(その仮説、大嫌い)
29:30 – Me too.(同じく)
– Me three.(同じく)
この「Me three.」を言ったのは、スティーブというキャラクター。シーズンが進むにつれてどんどん人気が出ていった人物です。シーズン1では、金持ちの家に生まれ、遊びも恋愛も楽しむ、いわゆるスクールカースト上位の男子として登場しますが、物語が進むにつれて、仲間思いで、好きな人には一途、少し頭は弱いけれどいざという時には頼りになる「熱い男」として描かれていきます。
「Me three.」について少し調べてみると、ネットの記事では次のように説明されていました。
誰かが「Me too!」と言ったときに、さらに便乗して「私も」と言う際、「Me too」を「Me two」に引っかけて、「Me three!」「Me four!」と、数字をどんどん大きくして表現することがある。基本的には子どもの言葉遊びだが、大人がふざけて使うこともある。
例としては、こんな会話が挙げられています。
A: I’m hungry.(おなかすいたー。)
B: Me too.(私も。)
C: Me three.(俺も〜。)
D: Me four.(うちも〜。)
A: Great! Let’s order pizza!(じゃあ、ピザ頼もう!)
Stranger Things のこの場面では、「Me too.」を言っているのが賢い女の子のエリカで、「Me three.」を言うのが、あのおとぼけ担当のスティーブ、という配置になっているのも面白いところです。
日本語字幕だけを追っていると見えてこない、こうした言葉遊びやキャラクター性のにじみ方に気づけたのが、なんだか少し嬉しくなった出来事でした。
参考
ネイティブがよく使う「Me too」以外の言い方
https://hapaeikaiwa.com/blog/2018/09/20/%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E4%BD%BF%E3%81%86%E3%80%8Cme-too%E3%80%8D%E4%BB%A5%E5%A4%96%E3%81%AE%E8%A8%80%E3%81%84%E6%96%B9/
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