#135 手を動かす言語学習
各授業で、毎年恒例のクリスマス・アクティビティを今年も行いました。内容は、折り紙でクリスマスツリーとサンタクロースを作る、というものです。
いつも使用しているYouTubeチャンネルがあり、今回もそちらの動画を使いました。ファミリーチャンネルで、親が子どもに折り紙を教える、という形で進む動画です(もちろん英語)。今回取り上げた2本も、そのやり取りを軸に構成されています。
この動画の良いところを挙げると、まず英語が比較的やさしく、同じフレーズが何度も繰り返される点です。動作が常に画面に映るので、視覚情報が理解をしっかりサポートしてくれます。また、折り紙で使われる語彙も、学習素材としてとても優れています。corner(角)、edge(端)、reverse(逆にする)、tuck in(入れ込む)、squash down(押す)など、折り紙に限らず他の場面でも使える語が自然に出てきます。
さらに、親子のやりとりも見どころです。
“Good job, man.”
“You’re such a good helper.”
“You’re awesome.”
子どもをどう褒めるか、どう関わるかという点でも、英語のエッセンスがたくさん詰まっています。
では、なぜこの活動をやるのか。正直なところ、理由は少しこじつけです。ただ、「手を動かしながら言語を学ぶ」という点で、英語学習ととても相性がいいと考えています。今回はホムンクルスの話も取り上げ、活動への動機づけにしました。
ある記事によれば、ノーベル医学・生理学賞を受賞したカナダの脳外科医ペンフィールドは、「ホムンクルス」という脳と身体部位の対応関係を示し、指の動きと脳の働きには密接な関係があることを明らかにしています。以下に添付した奇妙な人間は、脳の働きと関係のある部位が大きくなるように作られています。
手を動かして、脳を動かして、英語を知ろう。
そんな呼びかけとともに、今年もクリスマスの授業を締めくくりました。