私たちは、就職氷河期という時代に社会へ踏み出しました。
努力しても報われなかった経験や、閉ざされた選択肢の中でもがいた時間は、
いま振り返れば、日本の労働市場のひずみを最も強く受けた世代としての“証”でもあります。
しかし、その中で育まれたしたたかさ、工夫しながら生き抜いてきた経験は、
これからの社会にとって欠かせない力だと感じています。
求められているのは、固定された一つのキャリアではなく、何度でも進路を描き直す柔軟さ。
そして、自分の経験や知識を分かち合い、次の誰かにつないでいくための共同体です。
だからこそ、私たちは「マンモスの会」をつくります。
マンモスは氷河期を象徴する存在です。
大きく、強く、仲間と群れをなして生き抜いた姿には、厳しい時代を越えてきた私たちの姿が重なります。
氷河期世代は、社会の中で十分な光を浴びてこなかったかもしれません。
けれど、歩んできた道のりは決して小さくありません。
むしろ、その知恵や経験こそが、これから若い世代の道しるべになると信じています。
マンモスの会は、過去を語り合う場所ではありません。
「知の集積」をつくり、未来に貢献する集団を目指します。
・キャリアの悩みを持ち寄り、実践的な知恵に変えていく
・次の世代にとっての「壁」や「不安」を一緒に壊していく
・仲間の挑戦を支え、社会の課題に向き合うプロジェクトを生み出していく
あの頃、報われなかった経験を、これからは誰かの支えに、誰かの力に変えていく。
私たちは、この会を通じて、得た経験を未来の価値へと変え、社会に新しい可能性を拓いていきます。
一、困難な時代を生き抜いた経験を、次の誰かの力に変えること。
過去の苦難は、ただの苦労ではない。未来の誰かを支える資源となる。
二、個人の隔たりを越え、知恵を持ち寄ることで、新しい価値を生み出すこと。
孤立ではなく協働こそが、人が本来持つ創造力を引き出す。
三、変化に流されるのではなく、自ら考え、自らの意志で歩む人を育てること。
主体性はどの時代においても、人を自由にする原動力である。