工作時間
20分
費用目安
10円
PC&プリンター&印刷用紙
1セット
カメラ
1機
指をさしているポーズの先生の写真を撮るのに使います。
今回は、パブリックドメインの画像を使ったので、カメラは使っていません。
ラミネータ
1機
ローラーの数が多いほど、キレイにラミネートできます。
ラミネートフィルム
1枚
100μmの厚さが一般的ですが、200μmなどもあり、厚いほど折れ曲がりにくいです。
今回は100μmの厚さのものを使いました。
ハサミ
1個
両面テープ
1個
両面ブチルテープは粗面にも貼れますし、強力です。
今回はブチルテープを使いました。
準備
人が指さしているポーズを写真で撮っておきます。
そのようなポーズの人のパブリックドメインの画像を選んでおくのでも良いと思います。
1.
指さしている写真や画像をプリントアウトします。
2.
プリントアウトした画像を、人の輪郭に沿って切ります。
3.
人の輪郭に切られた紙をラミネートフィルムで挟み、ラミネートコーティングします。
捨て紙を挟んでおくと、うねりを低減できます。
4.
人の輪郭より1cmほど外側で、ラミネートコートされた紙を切ります。
5.
石鹸のボトルに両面テープで貼り付けたら完成です。
人に見られていると、悪いことってしにくいですよね。
明らかに悪いことでなくても、社会的な空気と異なることは他人の目があるところではやりにくいです。
特に、石鹸で手を洗っていないことを知られると恥ずかしいと思う人にモデルになってもらえると一層効果が高いように思います。
例えば、学校やオフィスの人気者やみんなが憧れる身近な人の写真が貼られていると、石鹸で手を洗わないことに対する恥ずかしさをより強く感じそうです。
【効果】
#013で生じたピントのずれが生じないような位置に、ナッジを設置してみました。
ただ、新たな問題も発生しました。
顔に手を近づけることに抵抗を感じるという点です。
写真であっても、顔に手を近づけるのは、顔を傷つけてしまいそうな気がしてちょっと気が引けます。
宇都宮大学のUUADのメンバーから、石鹸のノズルに手を伸ばすような写真やイラストを石鹸ボトルに貼るのはどうかと提案をいただいたので、あとで試してみます。
【数日使った感想】
今までどちらの水道を使うかこだわりはありませんでしたが、一方を他方より頻繁に使うようになりました。
関心が高くなるほど石鹸を無視しにくくなることが期待できます。
石鹸の数だけ異なる種類のナッジを置くと好みに応じて選んで使ってくれそうです。
巨人・阪神など好みが分かれ、思い入れの強いイラストを用いると、積極的な使用が促されそうです。
イギリスのたばこのポイ捨て予防のようなイメージです。
©2020 Takaho Itoigawa