FAITH FVHG VENUS Hi-Glass
よもやま話&メンテナンス/改良履歴
FAITH FVHG VENUS Hi-Glass
よもやま話&メンテナンス/改良履歴
2010年製のイギリスブランドの本国では結構人気のあるモデルのようです。デザインはパトリック・ジェイムス・エッグルのルシアーがデザイン等をしインドネシアで制作されたモデルですが つくりは大変素晴らしく日本製と殆ど遜色ないつくりです。傷等は大きな傷はなく多少の擦り傷当て傷はあります。
サイズはoooモデルと同等。
トップはハイグレードなイングルマンスプルースで目の詰まったたいへん綺麗な杢めです。時間の経過とともに輝きが増してきた感じです。サイド、バックは綺麗な木目ローズウッドを使用し、バインイングはメイプルであしらわれています。このギターの特徴は、エレアコなのに生音も素晴らしい鳴りをしている点です。ソロギター、フィンガーピッカーの方、弾き語りでもいけるのでは無いでしょうか。ハードケースは写真のオリジナルハードケースが付属。
指板、ブリッジはエボニーです。ペグもグローバーでエボニーが使われています。
補修履歴
●本体
・エレアコユニットのべた付きの清掃 <<2023.5.23>>
・ユニットの右上のネジ穴にヒビを補修(瞬間接着剤にて) <<2023.5.23>>
・電池ボックスの蓋の製作
●ハードケース
・金属部を磨く <<2023.5.23>>
・表面の剝がれの再接着
紆余曲折
小振りなギターで個性のあるギターが好きな私は、
2月のソロライブが終わって、次はGibson L-00のレプリカでHistory NT-01、VG-00、Headway HYC-038などを模索していましたが、HeadwayはHCG-210Tを所持しているので除外、いろいろ調べるうちにL-00はブルース志向の音らしいと言うことが解り目指すところとは少し違うので、手持ちのHeadwayはHCG-210T は00‐42レプリカなのでとりあえず000かOMで選定をはじめHistory NT-S3、James、Sigma、Shenandoah
S.Yairi Yo等...、その時にDharma ES-02と言う日本人ルシアのギターが気に入るが予算オーバーで断念、
その後に、
条件を
トリプル オーサイズ(ドレッドノートは✕)
オール単板
表板スプルース、サイドバックローズウッド単板
アコースティックギターでも使えるエレアコ
カットアウエイ
その条件に合ったのがFaithでした。