3日間で計4セッションを設定し、議論を行います
デジタル・ヒューマニティーズ分野において近年、セマンティックウェブ技術やLinked Dataがますます広範に利用されるようになってきています。
例えば欧州では、年に一度、Linked Pastsというイベントが各地で開催され、欧州各地からLinked Dataを用いた歴史・考古学研究、あるいは文化財研究に携わる人々が集まり、意見を交わしています。これを踏まえて我々は、Linked Dataを用いた人文学研究に関わる論点を議論し、共有する場としてのLinked Pasts Japanの立ち上げに向けて動き始めています。
今回は、Linked Pasts Japanをこれから立ち上げるにあたってコアとなる研究者を集め、コミュニティの設立と拡大に向けた実験的な議論を行う場としてLinked Pasts Japan Kick-offを開催します。
(五十音順, 敬称略, 所属は開催当時)
大井将生(人間文化研究機構・国立歴史民俗博物館)
大向一輝(東京大学・大学院人文社会系研究科)
小川潤(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
亀田尭宙(国立歴史民俗博物館)
北本朝展(ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター)
後藤真(国立歴史民俗博物館)
左藤仁宏(武蔵野大学)
鈴木親彦(群馬県立女子大学)
関野樹(国際日本文化研究センター)
中川奈津子(九州大学・人文科学研究院)
永崎研宣(一般財団法人人文情報学研究所)
中村覚(東京大学史料編纂所)
橋本雄太(国立歴史民俗博物館)
宮川創(国立国語研究所)
宮北剛己(慶應義塾大学・慶應義塾ミュージアム・コモンズ)
吉賀夏子(大阪大学・大学院人文学研究科人文学林)
各セッション名のリンクから、現地での議論で議事録として作成したGoogle ドキュメントをご覧いただけます。公開用に整備されたものではありませんが、実際に行われた議論の内容を伝える資料としてご覧ください。