第20回長時間透析研究会
この度、第20回長時間透析研究会を令和8年4月18日(土曜)・19日(日曜)の両日、神戸商工会議所「神商ホール」にて開催いたします。本研究会では長時間透析に関わる医師、看護師、臨床工学技士などの医療従事者が集い、研究発表・討論を行います。
第20回研究会のテーマは「実践しよう、長時間透析」といたしました。長時間透析には長い歴史があり、その有効性は疑うところはありません。健常な人間の腎臓は毎日24時間、静かにゆっくりと働いています。一方、人工腎臓(血液透析)は急激に血液から水分、尿毒素を除去しますが、人間の身体は急激な変化に対応することができません。血液中の水分や尿毒素を短時間で除去しても、臓器や筋肉・皮下組織などから血管内に水や尿毒素が移動するには時間を要します。機械の性能は進歩しますが、人間の身体は変えることはできません。どんなに透析機器が進歩しても患者さんにとって、透析時間は長いほど良いのは明白です。
しかし医療施設での長時間拘束が負担になるのか、長時間透析の普及は遅れています。近年は解決策として、在宅血液透析や夜間睡眠時長時間透析(オーバーナイト透析)で長時間透析が行われるようになってきました。在宅血液透析、オーバーナイト透析は患者の拘束感を減らし無理なく長時間透析が行えます。
この度の研究会では在宅血液透析、オーバーナイト透析など長時間透析を実践する上での工夫を議論していきたいと考えています。多くの方々にご参加いただき、長時間透析を発展・普及させる機会になればと願っています。
第20回長時間透析研究会
大会長 喜田智幸
(医療法人社団 坂井瑠実クリニック)