本ワークショップでは、人文系の研究者を対象に、生成AIを使用したプログラミングの技法を実例を通して身につけます。近年、生成AIに指示を与えることで、利用者にプログラミングの知識がなくても研究に必要なプログラミングを行えるようになってきました。
今回は、議会資料のデータを使って、国家の芸術関連の助成金政策の変遷を可視化するというテーマで、データをどこから入手し、どのように分析を行い、どのようにプログラムを生成AIに作成させればよいかという一連の流れをワークショップで扱いたいと思います。データ分析やプログラミングは初心者であるという研究者向けです。作成にあたっての心構えや準備、生成AIへの指示の出し方や、うまくいかないときの対処法などを学んでいただければと思います。
コンピュータやプログラミング全般についての知識は必要ありません。特に初心者の方向けのワークショップになります。GoogleやChatGPTのアカウントを事前に作成しておいてください。
タイトル:文学研究とプラットフォームワークショップ:生成AIによるプログラミングの実例-議会資料を例に
日時:2026年1月16日(金) 10:30-12:30
場所:オンライン
主催:
国立情報学研究所研究データエコシステム構築事業委託事業「大規模言語モデルを使用した文学研究のための研究資源およびオープンプラットフォームの構築プロジェクト」
中央大学共同研究プロジェクト「文学を科学する:機械学習を用いて文脈にもとづくテクスト間の影響を調べる学際的研究」
中央大学政策文化総合研究所「デジタル時代の教育と文化」プロジェクト
事前申し込み:要
※申し込み締め切りは1月15日(木)です。こちらからお申し込みください。
スケジュール
10:30 あいさつ 橋本健広
10:35 ワークショップ 亀田 尭宙(人間文化研究機構)、渡部 春佳(中央大学)
12:30 終了
プロジェクト案内
本プロジェクトは、主に文学作品にかかわるデジタル分析研究向けのプラットフォームを提供します。文学作品をコンピュータを用いて分析してみたいが難しいことはわからないという研究者のために、第一歩となるデジタルデータの構築や分析の支援ツールを提供します。大規模言語モデルを用いた影響やインターテクスチュアリティ分析、地図データの作成と可視化などを予定しています。
プロジェクトリンク:https://sites.google.com/view/literarydataanalysis/