◆イコンとは?
『イコン」という言葉はギリシャの“エイコーン”から出ていて、“イメージ”“像”という意味です。最初のイコンは4~5世紀にエジプトやパレスチナで描かれました。それから、小アジア、ギリシャ、イタリア、そしてその後ロシアへと広がっていったのです。 普通イコンは聖書の中の人物や出来事を表しています。イコンは絵で描いた聖書と言えるでしょう。 イコンは神の世界に向かって開かれた小窓、目に見えない世界の「覗き窓」です。
◆イコンとは?
『イコン」という言葉はギリシャの“エイコーン”から出ていて、“イメージ”“像”という意味です。最初のイコンは4~5世紀にエジプトやパレスチナで描かれました。それから、小アジア、ギリシャ、イタリア、そしてその後ロシアへと広がっていったのです。 普通イコンは聖書の中の人物や出来事を表しています。イコンは絵で描いた聖書と言えるでしょう。 イコンは神の世界に向かって開かれた小窓、目に見えない世界の「覗き窓」です。
◆イコンの目的
イコンは「描く」ではなく「書く」と表現されるように色彩で書かれた聖書です。イコンを眺めるものに、言語を越えて神の国の神秘を伝える役割を果たしてくれます。神の家の開かれた窓から主の美しさを垣間見ることができます。
◆イコンはなぜ板の上に描かれるのか?
まず持ち運びができる聖画であるということです。それから、画法が木の上に描くのに適しているということもあります。
聖書によると木は救いのシンボルです。まず、ノアの箱船は木で造られていました。そしてイエス・キリストも十字架の木から人類を救いました。
イコンの板は、くぼみをつけて窓枠のような形にしてから白い麻布を張り、下地作りを進めていきます。