伝統的な東洋医学の体質診断
伝統的な東洋医学の体質診断
全ての病には原因があります。
体質的なもの、食事、睡眠、精神的ストレス、冷え、熱、緩みすぎ、締まりすぎ...
これらのような原因から気の流れ=波動、周波数に乱れが起こり、自律神経や生理現象に異常が起こって様々な症状が現れます。
また明治時代に西洋医学が国の医学とされる以前には東洋医学が整形外科、内科、小児科、婦人科、精神科などに全ての医術を担っていました。それゆえに伝統的東洋医学には医術や健康に関するあらゆる知識が包含されています。
当サロンではこのような伝統的な東洋医学の診断法である脈診、望診、舌診などを用いて体質や原因を診断、その結果を基にオリジナルの治療や養生のアドバイスなどを行っております。
🍀脈診
脈診とは手首の脈で各内臓の働きとそれに繋がる気の流れ(経絡)の状態を伺います。
経絡は12の臓器に繋がっており、手首の脈を12ヶ所に分けてそれぞれの臓器の働きや気の流れの状態を伺います。
🍀望診
望診は外見に表れている様々な情報から体質や今起こっている生理現象のけいこうなどを読み取ります。
例えば輪郭、肌の色艶、眼の形や大きさ、鼻の形や大きさ、声の質や大きさ、話されるスピード、動き方、時には文字やその方が描かれる文章などからも心身の状態を読み解きます。
🍀舌診
生命を担う最高機関である心臓。東洋医学ではその心臓と舌には深い繋がりがあるとされています。舌には非常に多くの血管が集まっています。舌の大きさや形、色、苔のつき方などなどを診ることで血管の状態や血流、ひいては心臓の働きの状態などを伺います。また舌は消化器とダイレクトに繋がっており、食事の状態や内臓の寒熱なども診ることができます。
図は舌診のほんの一部を抜粋したものです。胖大や歯根は消化器系や気の弱り、裂紋舌は陰氣(水)の虚や症状の慢性化、歪斜舌は中風や陰陽の循環の乱れ、痩薄舌は気血の虚や消化器系の弱り、芒刺舌は熱がこもっている状態、舌下静脈怒張は瘀血をそれぞれ表しています。