過去のLangRobo研究会
第6回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) 2019/10/7
第6回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) を開催します。
日時:2019年10月7日 13:00〜17:00 (12:00開場)
場所:立命館大学 東京キャンパス (東京駅直結、サピアタワー8F)
http://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/access/
プログラム:
・「多主体系における創発的記号システムの構成論に向けて」谷口忠大 (立命館大)
・「相互行為における役割調整の数理モデル ー運動から対話まで」岩橋直人 (岡山県立大)
・「大規模事前訓練済み言語モデルに基づく常識推論」井之上直也 (東北大)
・「言語指示によるロボットの操作」海野裕也 (PFN)
・「身体と感情と言語 (仮題)」長井隆行 (阪大)
・全体司会:持橋大地 (統数研)
担当幹事:持橋大地 (統数研)
お問い合わせ:
LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com
LangRobo研究会幹事団
持橋大地(統計数理研究所)
谷口忠大(立命館大学)
長井隆行(大阪大学)
中村友昭(電気通信大学)
萩原良信(立命館大学)
岩橋直人(岡山県立大学)
小林一郎(お茶の水女子大学)
内田諭 (九州大学)
稲邑哲也(国立情報学研究所)
井之上直也(東北大学/理化学研究所)
海野裕也(PFN)
坪井祐太(PFN)
乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.
発音
LangRobo = らんろぼ
主催:立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
(2018/3/26) 第5回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) :幹事会
第5回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) は、幹事会とし、一般には公開しません。これまでの研究会で出た課題を幹事メンバーで整理し、今後の議論の道筋を話し合います。また、第6回の開催についても話し合う予定です。次回の会議の詳細は決まり次第、公開致します。
担当幹事:内田諭 (九州大学)
問い合わせ
LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com
LangRobo研究会幹事団
持橋大地(統計数理研究所)
谷口忠大(立命館大学)
長井隆行(電気通信大学)
中村友昭(電気通信大学)
萩原良信(立命館大学)
乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
小林一郎(お茶の水女子大学)
内田諭 (九州大学)
稲邑哲也(国立情報学研究所)
LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.
発音
LangRobo = らんろぼ
主催:計測自動制御学会システム・情報部門 記号創発システム論調査研究会
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」
(2018/1/6) 第四回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) の開催
以下の日程で 、第四回 Language & Robotics 研究1st 会を開催します.
第一回のキックオフでの課題意識,第二・三回での具体的な技術や課題点,チャレンジなどに関する議論を踏まえて,より発展的な研究領域の展開に関して議論していきます.
Date/ 日程:
2018年1月6日(土)/ 6th Jan. 2018
11:00-16:30
Program/ プログラム:
11:00 - 11:20
Tadahiro Taniguchi, "Further Research Topics in Langauge & Robotics" (in English)
谷口忠大「Language & Roboitcsのつくる次の研究領域」
(立命館大学/ Ritsumeikan University)
[slide]
11:20 - 12:10 Talk 1/ トーク1
Michael Spranger "Autonomous meaning creation. Can robots create their own language?" (in English)
(SONY CSL)
(昼休み)
13:10-13:50 Talk 2/ トーク2
Koki Mimura, "Imaging approach of non-verbal interaction"
三村喬生 「自然"非"言語への挑戦」
(放射線医学総合研究所/ )
[slide]
14:00-14:40 Talk 3/ トーク3
Naoya Inoue, "Encoder-Decoder Abduction: Flexible Abductive Reasoning with Distributed Representations"
井之上直也 「エンコーダ・デコーダアブダクション: 分散表現を用いた柔軟な仮説推論」
(東北大学/ Tohoku University)
[slide]
15:00-15:40 トーク4
Mikio Nakano, "Toward Dialogue Systems that can Acquire Grounding Knowledge"
中野幹生「グラウンディング知識を獲得する対話システムに向けて」
(Honda Research Institute)
[slide]
16:00-16:30 General discussion/ 総合討論
Location/ 場所:
立命館大学 朱雀キャンパス2階 202教室
〒604-8520 京都市中京区西ノ京朱雀町1
〒604-8520 Kyōto-fu, Kyōto-shi, Nakagyō-ku, Nishinokyō Higashitoganoochō,
JR 又は京都市営地下鉄 二条駅から徒歩2分
Organizers/ 担当幹事:
Tadahiro Taniguchi (Ritsumeikan University)/ 谷口忠大(立命館大学)
Yoshinobu Hagiwara (Ritsumeikan University)/ 萩原良信(立命館大学)
Target participants/ 参加対象者:
Researchers, Faculties, Ph.D. candidates,
研究者,大学教員,博士後期課程学生など
(修士の学生の参加も問題ありませんが,議論のレベルは下げません)
Capacity/定員:50名
Contact details for inquiries/ 問い合わせ:
Committee of LangRobo/ LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com
Committee/ LangRobo研究会幹事団
Daichi Mochihashi/ 持橋大地(統計数理研究所)
Tadahiro Taniguchi/ 谷口忠大(立命館大学)
Takayuki Nagai/ 長井隆行(電気通信大学)
Tomoaki Nakamura/ 中村友昭(電気通信大学)
Yoshinobu Hagiwara/ 萩原良信(立命館大学)
Kentarou Inui/ 乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
Ichiro Kobayashi/ 小林一郎(お茶の水女子大学)
Satoru Uchida/ 内田諭 (九州大学)
Tetsunari Inamura/ 稲邑哲也(国立情報学研究所)
LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.
Pronounciation/ 発音
LangRobo = らんろぼ = læŋrˈəʊbɔt
主催:計測自動制御学会システム・情報部門 記号創発システム論調査研究会
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」
(2017/10/7) 第三回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) の開催
以下の日程で 第三回 Language & Robotics 研究会を開催します.
第一回のキックオフでの課題意識,第二回での具体的な技術や課題点,チャレンジなどに関する議論を踏まえて,より発展的な研究領域の展開に関して議論していきます.
日程:
2017年10月7日(土)
11:00-16:30
場所:
国立情報学研究所(NII) 1208ー1210室 (12階)
http://www.nii.ac.jp/about/access/
入館は右横の休日・夜間用入り口からになりますので、下の注意をご覧ください。
参加対象者:
研究者,大学教員,博士後期課程学生など
(修士の学生の参加も問題ありませんが,議論のレベルは下げません)
定員50名
スケジュール:(時間はすべて、議論の時間を含んでいます。)
11:00〜11:15:はじめに&前回までのまとめ、今回の議題の整理 (持橋) [PDF]
11:15〜12:05:「深い言語解析のための知識と推論」乾健太郎 (東北大学)
12:10〜13:30:昼食休憩
13:30〜14:20:「ことば・環世界・間主観性」岩橋直人 (岡山県立大学)
14:35〜15:20:「意味とカテゴリー:ロボットの概念獲得と自然言語の比較に向けて」内田諭 (九州大学) [PDF]
15:35〜16:25:「CCGの教師なし推定とロボティクスでの学習」持橋大地 (統数研) [PDF]
16:25〜16:30:議論のまとめ、クロージング
参加登録
今回は特にありませんので、直接会場にお越し下さい。
入館について
国立情報学研究所の正面入り口は土日は閉鎖されていますので、右側にある下の画像の休日・夜間用入り口からの入館をお願いします。受付(防災センター)で身分証明書をお見せいただいて、入館手続きをしてください。
Google Map画像:赤矢印の入り口です。
現地詳細画像:赤で囲った、神保町側から見て右側の出入り口です。
問い合わせ
LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com
LangRobo研究会幹事団
持橋大地(統計数理研究所)
谷口忠大(立命館大学)
長井隆行(電気通信大学)
中村友昭(電気通信大学)
萩原良信(立命館大学)
乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
小林一郎(お茶の水女子大学)
内田諭 (九州大学)
稲邑哲也(国立情報学研究所)
LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.
発音
LangRobo = らんろぼ
主催:計測自動制御学会システム・情報部門 記号創発システム論調査研究会
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」
(2017/8/7) 第二回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) の開催
以下の日程で, 第二回 Language & Robotics 研究会を開催します.
第一回のキックオフでの課題意識などを踏まえながら,より具体的な技術や課題点,チャレンジなどに関して議論していきます.
日程:
2017年8月7日(月)
11:00-17:30
場所:
理学部3号館会議室 209
入構に際する注意:お茶の水女子大学は入構に際して,教職員も身分証明書を提示する必要があります.ご来校される際は守衛所にお立ち寄りいただき,「情報科学科の小林先生が幹事の「らんろぼ研究会」に参加しに来た」旨をお伝えください.小林先生が守衛所に,研究会開催の旨を事前に伝えて下さいます.
参加対象者:
研究者,大学教員,博士後期課程学生など
(修士の学生の参加も問題ありませんが,議論のレベルは下げません)
定員80名
スケジュール:(予定)
11:00-11:10 趣旨説明(オーガナイザ)
11:10-12:10 稲邑哲也(国立情報学研究所)
12:10-13:30 昼食(休憩)
13:30-14:15 小林一郎(お茶の水女子大学)
14:15-14:30 休憩
14:30-15:30 谷口忠大(立命館大学)「ベイズ教師なし語彙獲得」
15:30-15:40 休憩
15:40-16:30 長井隆行(電気通信大学)
16:30-17:30 希望者を募集+今後の展望を整理(オーガナイザ)
参加登録(〆切2017年8月1日)
参加希望者は,以下のGoogle Formよりご登録ください.
https://goo.gl/forms/llUB06drT0DBvxXG2
★話題提供いただける方は,タイトルも合わせていただけますと幸いです.
#枠に限りがありますので,次回以降に回させて頂く可能性もあります.
問い合わせ
LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com
LangRobo研究会幹事団
持橋大地(統計数理研究所)
谷口忠大(立命館大学)
長井隆行(電気通信大学)
中村友昭(電気通信大学)
萩原良信(立命館大学)
乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
小林一郎(お茶の水女子大学)
内田諭 (九州大学)
稲邑哲也(国立情報学研究所)
LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.
発音
LangRobo = らんろぼ
主催:計測自動制御学会システム・情報部門 記号創発システム論調査研究会
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」
第一回 Language & Robotics 研究会 (LangRobo) の開催
posted by Tadahiro Taniguchi on 7 6, 2017
以下の日程で 第一回 Language & Robotics 研究会を開催します.
日程:
2017年7月2日(日)
13:00-17:00 (12:45開場)
場所:
理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)(東京駅前すぐ、地下鉄日本橋駅直結)
オープンスペース
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-4-1 日本橋一丁目三井ビルディング 15階
[地図]
参加対象者:
研究者,大学教員,博士後期課程学生など
(修士の学生の参加も問題ありませんが,議論のレベルは下げません)
定員50名
LangRobo開催目的:
人間は他の動物と異なり言語を扱うことができます.これにより多主体間の高度な協調を可能にし,また,社会制度を構築することにより,地上で優位な種として繁栄してきました.人間にとって言語は進化の過程で得た機能であり,実世界適応の産物と考えることが出来ます.人間は言語を扱うだけではなく,言語を学ぶことが出来ます.幼児の言語獲得をみると,それは書かれた文をテキストのみを入力として受け入れることではなく,音声や他の感覚器を通したマルチモーダル情報を含めた実世界情報を受ける中でおこなわれる言語の学習であるとわかります.言語理解においても,人間が指差しをしながら「それを取って」という時の「それ」の指示対象が視覚等のモダリティに依存するという問題(外部照応)を始めとして,さまざまな言語理解が実世界の経験に立脚しています.このように自然言語の使用・理解・学習において実世界情報の存在は本質です.
その一方で,自然言語処理は多くの研究に置いて「書かれたテキスト」を中心に扱ってきました.「書かれたテキスト」の上だけで閉じる言語現象や解くべき課題は多く有ったために,多くの成果をあげてきました.しかし,その発展の先に,実世界情報をも含めた言語学・自然言語処理の存在が求められつつあります.
ロボティクスは本質的に実世界情報を扱う学問です.音声対話を含むロボットはユーザの発話を理解して,実世界で行動しようとしますが,そこには多くのチャレンジがあり,まだまだルールベースのコマンドを受け付ける程度の萌芽的状態にあります.
近年,記号創発ロボティクスやそれに近接した人工知能・ロボティクスの研究領域において,ロボットに学習ベースで(データドリブンで)言語を獲得させよう,活用させようという研究が加速し,多くの成果をあげてきています.
これらを背景にして,LangRoboでは機械学習を媒介としながら自然言語処理とロボティクスの研究を橋渡し,実世界情報に基づく新たな言語学研究の創成と,言語を学習・使用・理解するロボットの創造を目指して,議論を行いたいと思います.
スケジュール:
13:00ー13:40 谷口忠大(立命館大学) 「記号創発ロボティクスによる実世界での言語研究にむけて」
13:40ー14:20 持橋大地(統計数理研究所)「自然言語処理とロボティクスの融合に向けて」
14:20ー14:30 休憩
14:30ー15:10 長井隆行(電気通信大学)「ロボットはどこまで言語を学べているか?」
15:10ー15:40 内田諭(九州大学)「人工知能の言語理解とその課題:言語学からの展望」
15:40ー15:50 休憩
15:50ー16:20 山川宏(ドワンゴ)「全脳アーキテクチャから迫る言語理解への道」
16:20ー16:50 参加者からの5〜10分ライトニングトーク(希望者求む!)
16:50ー17:00 ラップアップと今後の展望(オーガナイザ)
参加登録(〆切2017年6月20日)
参加希望者は,以下のGoogle Formよりご登録ください.
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScBfL-IYcn2Ix0Xvq1y-m46BRk-Yd8orVwfFbgGubbtv0MKag/viewform?usp=sf_link
締め切りました。多数のご登録をありがとうございました。
★話題提供いただける方は,タイトルも合わせていただけますと幸いです.
#枠に限りがありますので,次回以降に回させて頂く可能性もあります.
★また,定員に限りがあり,超過の場合は締め切り後にご参加を断らせていただく可能性もあります.
問い合わせ
LangRobo研究会幹事団
langrobo-committee<at>googlegroups.com
LangRobo研究会幹事団
持橋大地(統計数理研究所)
谷口忠大(立命館大学)
長井隆行(電気通信大学)
中村友昭(電気通信大学)
萩原良信(立命館大学)
乾健太郎(東北大学/理化学研究所)
小林一郎(お茶の水女子大学)
内田諭 (九州大学)
稲邑哲也(国立情報学研究所)
発音
LangRobo = らんろぼ
主催:計測自動制御学会システム・情報部門 記号創発システム論調査研究会
共催:
CREST 「記号創発ロボティクスによる人間機械コラボレーション基盤創成」
科研費新学術領域研究「人工知能と脳科学の対照と融合」
立命館大学R-GIRO「次世代人工知能と記号学の国際融合研究拠点」