第一原理・古典大規模分子動力学シミュレーションを用いた物性理論
第一原理・古典大規模分子動力学シミュレーションを用いた物性理論
私たちのシミュレーションの対象領域は物理だけでなく、電子工学、材料工学、土木工学、地球科学のように多岐にわたっています。
液体など乱れた系の中に潜む規則性を見出す研究をしています。
・液体半導体の圧力誘起構造変化・
半導体-金属変化の微視的なメカニズム
・地球科学への応用
(高圧下におけるマグマの物性解明・地球外核
土木・建築分野における新規材料開発の可能性をナノ・ミクロスケールで探索しています。
現在以下のような研究を行っています。
・トバモライトの力学特性に関する研究
・高温・高圧下におけるエトリンガイトの物性
・セメント系物質の二酸化炭素吸収に関する研究
励起状態の効果を第一原理分子動力学法を取り入れることで、光励起状態の電子と原子のダイナミクスを追跡する研究を行っています。
・X-FEL照射時の電子ダイナミクスとクーロン爆発メカニズム
・光励起による電荷分離(charge separation)・再結合メカニズムの解明